マイアミ・ヒートは、ミルウォーキー・バックスとのイースタン・カンファレンス準決勝 第3戦の第4クォーターに27点差(40-13)をつけて圧倒した。これは、プレイオフでの最終Qでついた最多得点差となっている。
これまでの記録は、ロサンゼルス・レイカーズ対サンアントニオ・スパーズによる1986年のファーストラウンドで見られた26点だった。
ヒートのジミー・バトラーは同試合の第4Qだけで17得点を記録し、一人でバックスの総得点(13得点)を上回った。第4Q開始の時点で12点のビハインドを背負っていたヒートだったが、最終Qの猛攻で逆転勝利を収めている。またヒートは、NBAプレイオフ史上初となる、第4Qを迎えた時点で二桁の得点差を追い、15点差以上をつけて逆転勝利したチームになった。第1戦から3連勝のヒートは、勝ち上がりに王手をかけている。
プレイオフでの第4Qの得点差トップ5
第4Qの得点差 | チーム/年 |
27 | ヒート(40)対バックス(13)/2020年イースト準決勝 |
26 | レイカーズ(38)対スパーズ(12)/1986年1回戦 |
25 | セルティックス(41)対ネッツ(16)/2002年イースト決勝 |
25 | スパーズ(34)対マーベリックス(9)/2003年ウェスト決勝 |
25 | ロケッツ(40)対クリッパーズ(15)/2015年ウェスト準決勝 |
原文:Heat outscore Bucks by playoff-record 27 in 4th quarter of Game 3 by NBA.com