ヒートがナゲッツとの第2戦を制し1勝1敗に|試合経過・結果・ハイライト|NBAファイナル2023

及川卓磨 Takuma Oikawa

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6月5日(現地4日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナでマイアミ・ヒート対デンバー・ナゲッツのNBAファイナル2023第2戦が行われ、ヒートが111-108で勝利した。シリーズはこれで1勝1敗のタイとなった。

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2日(現地1日)に同会場で行われた第1戦では、ナゲッツが104-93で先勝。ファイナルデビュー戦となったニコラ・ヨキッチは27得点、14アシスト、10リバウンドのトリプルダブルをマークした。

3日後の第2戦は、試合序盤に主導権を握ったヒートが、第2~3クォーターにナゲッツの反撃を許しながらも、勝負の第4Qに再び試合を支配して敵地で貴重な勝利をあげた。これでヒートはナゲッツからホームコート・アドバンテージを奪取してホームでの第3~4戦に臨めることとなった。

勝ったヒートは、ゲイブ・ビンセントが6本中4本の3P成功などでチーム最多の23得点、ジミー・バトラーとバム・アデバヨがそれぞれ21得点と3選手が20得点超えの活躍。マックス・ストゥルースは前半だけで4本の3Pを成功させて14得点をマーク、ダンカン・ロビンソン(10得点)は第4Q序盤に3P2本を含む連続得点で、チームを勢いに乗せた。

敗れたナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが第3Qの18得点を含む合計41得点、11リバウンド、4アシスト、ジャマール・マレーが終盤に猛反撃などで18得点、10アシストの活躍を見せるも、最終クォーターに競り負けた。そのほか、アーロン・ゴードンが12得点、ブルース・ブラウンが11得点を記録した。

第3戦は、3日後の8日(現地7日)にヒートの本拠地カセヤ・センターに舞台を移して行われる。

以下、テキスト速報形式でお伝えした試合経過、ハイライト、最終スコア。

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スコア・試合経過・ハイライト

チーム Q1 Q2 Q3 Q4 合計
ヒート 26 25 24 36 111
ナゲッツ 23 34 26 25 108
ボックススコア配信

※時刻は日本時間表記。

11:32 - マレーが決まれば同点の3Pを放つも惜しくもリングに嫌われ、試合終了! ヒートが勝利しシリーズは1勝1敗に!

11:31 - さらにマレーが再び3Pをねじ込みナゲッツが3点差に迫る。残り1分!

11:28 - タイムアウト明けにマーティンが3Pを成功させヒートが12点リード。しかし、ナゲッツもゴードン、マレーの連続3Pで反撃開始!

11:26 - ヨキッチが自身39点目となるフィンガーロールレイアップを成功(ナゲッツ 95-104 ヒート)。ヒート、後半2回目のタイムアウト。残り4:03。

11:24 - バトラー、マレー、ヨキッチと両軍のエースが得点を取り合う展開。ラウリーの3Pにコールドウェル・ポープが接触し、ラウリーはフリースロー3本を成功し、ヒートが101-93とリードを8点に拡大。さらに、ラウリーのアシストからアデバヨがダンク! アンドワンのFTも決めてリードを二桁に(104-93)。

11:18 - ヨキッチがジャンパーを決めて、ナゲッツが第4Q開始から約4分半で初FG。

11:10 - タイムアウト明け最初の得点はヒート。ビンセントがロビンソンとのピック&ロールから3Pを決めてヒートが逆転(86-85)。さらにロビンソンもアデバヨのアシストからのドライビングレイアップで続く! ナゲッツ、後半3回目のタイムアウト。残り9:44、ヒート88-85 ナゲッツ。 

11:03 - ロビンソンがドライビングレイアップ、続いてロングスリーの連続得点! ヒートが再び2点差に迫る(83-85)。ナゲッツ、後半2回目のタイムアウト。

11:00 - 第4Q開始。最初の得点はダンカン・ロビンソンの3P。ヒート 78-83 ナゲッツ。

△第4クォーター

10:56 - 第3Q終了、ナゲッツが83-75とヒートを8点リードして最終クォーターへ。ヨキッチはこのクォーターだけで18得点の荒稼ぎ(ここまで31得点)。

10:55 - ヨキッチが得点量産モードに。フェイダウェイジャンパー・アンドワンの3Pプレイを決たあと、速攻からレイアップ、さらにディフェンスリバウンドでも奮闘し、フリースローを獲得。ヨキッチに客席からMVPコール!

10:52 - ラウリーの3Pでヒートが2点差に迫る(75-77)。

10:43 - 第3Q残り5:21、ヒートが後半最初のタイムアウト。

10:41 - お互いに激しいディフェンスで相手の得点を許さない。2分以上フィールドゴールが決まらないなか、ポーターJr.がフローターを決めて均衡を破り、ナゲッツが71-66とリードを5点に広げる。

10:29 - かつて喧嘩をしたナゲッツのマスコット『ロッキー』とチャールズ・バークリー(当時ヒューストン・ロケッツ、現NBA解説者)が数十年ぶりの仲直りでユニフォーム交換…と思いきや、ロッキーが昔の恨みとばかりにバークリーにパンチを見舞う、という寸劇が繰り広げられる。

10:26 - ビンセントが後半2本目の3Pを決めてヒートが2点差に迫る(62-64)。ナゲッツが後半最初のタイムアウト。第3Q残り9:21。

10:24 - 後半開始! 最初の得点はヒートのビンセントの3P。続いてナゲッツもゴードンのアリウープダンクでお返し!

△第3クォーター

前半スタッツ - ナゲッツはヨキッチが13得点、マレーが8得点、ゴードン、B・ブラウン、グリーンがそれぞれ7得点。ヒートはストゥルースが3Pを9本中4本沈めて試合最多の14得点、ビンセントが12得点、バトラーが11得点。

10:08 - 前半終了。第2Q中盤にヒートがペースをつかむ時間帯もありつつも、全体としてはナゲッツが主導権を握り、6点リードで前半を終了。ナゲッツ 57-51 ヒート。

10:07 - ヨキッチがタッチパスでゴードンのアリウープ・リバースレイアップをアシスト!

10:00 - ヒートがラブの3P、ビンセントの速攻レイアップ(アンドワン)の連続得点で10点差(40-50)となったところでナゲッツが2回目のタイムアウト。TO明けにビンセントがフリースローを決めて9点差に。前半残り4:19。

9:48 - 速攻ダンク+アンドワンで3点プレイを決めたマレー、その後のオフェンスでは個人技を見せつけ、平行移動距離の長いフェイダウェイジャンパーをねじ込む! 前半残り7:49、ナゲッツの12点リード(44-32)となったところでヒートが3回目のタイムアウト。

9:45 - タイムアウト明け最初の得点もナゲッツ。ジャマール・マレーが速攻から3Pを決めて今日自身初得点。アーロン・ゴードンの3Pも続いてナゲッツがリードを10点に拡大(39-29)。

9:41 - カイル・ラウリーの3Pでヒートが再逆転するも、直後にナゲッツはブルース・ブラウンとグリーンが連続3P! ナゲッツ4点リード(33-29)でヒートが2回目のタイムアウト。前半残り10:12。

9:39 - C・ブラウンのスティールから速攻でジェフ・グリーンへ。ハイスミスがファウルで止めてグリーンにフリースロー。2本とも決めてナゲッツが逆転し、初のリードを奪う(27-26)。

9:37 - 第2Q最初の得点はナゲッツ。新人クリスチャン・ブラウンがフェイダウェイジャンパーを決めてナゲッツが1点差(25-26)に迫る。

△第2クォーター

9:33 - 第1Q終盤にナゲッツが8-2のランで点差を3に縮小。ヒート 26-23 ナゲッツ。

9:28 - ストゥルース、4本目のスリー成功。ここまで7本中4本成功。3P9本中成功なしだった第1戦を取り戻す勢い。

9:23 - ヒートが二桁リード(21-10)を奪った直後に、ナゲッツはヨキッチがドライビングレイアップを成功させ、点差を一桁に。ヒートがタイムアウト。第1Q残り4:24、ヒート21-12。

9:21 - ストゥルースが右コーナーから3P成功。今日早くも自身3本目。ヒート 19-10 ナゲッツ。

9:17 - 今ファイナル初登場のラブがポーターJr.のドライブに巧みに反応してテイクチャージ!

9:11 - 試合開始からヒートが連続7得点。ヨキッチがナゲッツの最初の得点を奪ってボールアリーナのファンも着席。直後にストゥルースのこの日2本目のスリーが決まってヒートが10-2のリード。ナゲッツは最初のタイムアウト。

9:09 - ティップオフ! ジャンプボールはナゲッツがヨキッチ、ヒートがアデバヨ。ヒートが最初のポゼッションを獲得。

△第1クォーター

8:32 - 試合開始まで残り30分。ヒートとナゲッツがそれぞれ先発メンバーを発表。ヒートは第1戦で先発したケイレブ・マーティンに変わってケビン・ラブが先発入り。ナゲッツは第1戦と同じラインナップ。

ヒート:ゲイブ・ビンセント、マックス・ストゥルース、ジミー・バトラー、ケビン・ラブ、バム・アデバヨ

ナゲッツ:ジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチ

8:00 - ティップオフまであと1時間。選手たちはすでに会場入りし、試合への準備が行われている。

6:59 - ヒートが病気で前日の練習を欠席していたケイレブ・マーティンの戦線復帰を発表。タイラー・ヒーローは引き続き欠場。

△ティップオフ前

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※以下、試合前時点の情報。

ヒート対ナゲッツ NBAファイナル第2戦 試合情報

プレビューボックススコアシリーズ展望

ヒート:東地区第8シード(44勝38敗)
ナゲッツ:西地区第1シード(53勝29敗)

会場:ボール・アリーナ(コロラド州デンバー)
日時(日本時間):2023年6月5日(月)午前9:00
配信:NBA Rakuten

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シリーズ戦績

マイアミ・ヒート 0-1 デンバー・ナゲッツ

試合 日時(日本時間) アウェイ スコア ホーム 配信
第1戦 6/2 (金) 午前9:30 ヒート 93-104 ナゲッツ 戦評
第2戦 6/5 (月) 午前9:00 ヒート   ナゲッツ NBA Rakuten
第3戦 6/8 (木) 午前9:30 ナゲッツ   ヒート NBA Rakuten
第4戦 6/10 (土) 午前9:30 ナゲッツ   ヒート NBA Rakuten
第5戦* 6/13 (火) 午前9:30 ヒート   ナゲッツ NBA Rakuten
第6戦* 6/16 (金) 午前9:30 ナゲッツ   ヒート NBA Rakuten
第7戦* 6/19 (月) 午前9:00 ヒート   ナゲッツ NBA Rakuten

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。