2月6日(日本時間7日)、マイアミ・ヒートはメンフィス・グリズリーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズとの3チーム間トレードで、アンドレ・イグダーラ、ジェイ・クラウダー、ソロモン・ヒルを獲得したことを発表した。
グリズリーズはヒートからジャスティス・ウィンズロウとディオン・ウェイターズ、ウルブズからゴーギー・ジェンを獲得。ウルブズはヒートからジェームズ・ジョンソンを獲得した。
ヒートのパット・ライリー球団社長は「アンドレ、ジェイ、ソロモンの加入は我々の多才性を助け、よりバランスの取れたロスターにしてくれるから、非常に良い日となった」と喜んだ。
「一方で、今日は悲しい日にもなった。ファミリーの一員だった3人の非常に優れた選手を失ったからだ。ジャスティス、ジェームズ、ディオンの今後の幸運を祈るばかりだ」
Welcome to the 305 @andre, @solohill & @CJC9BOSS! 🌴 pic.twitter.com/Z7NFpHI5Re
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) February 7, 2020
NBAで15年目のベテランであるイグダーラは昨季、ゴールデンステイト・ウォリアーズでポストシーズンの21試合に出場(先発15試合)。5年連続ファイナル進出を果たし、平均30.0分間のプレイで9.8得点、4.3リバウンド、4.0アシスト、1.14スティール、1.10ブロック、フィールドゴール成功率49.4%、3ポイントショット成功率35%を記録した。
2015年のNBAファイナルでMVPに選ばれたイグダーラは、現役選手ではレブロン・ジェームズ(239試合)、ユドニス・ハズレム(147試合)に続く3番目の多さとなるプレイオフ145試合に出場(先発81試合)している。
通算1万3456得点、5631リバウンド、4821アシスト、1663スティール、3P成功989本、552ブロックの数字を満たしたのは、NBAの歴史でジェームズ以外にイグダーラのみ。通算成績は1108試合出場(先発779試合)で平均33.4分間プレイ、12.1得点、5.1リバウンド、4.4アシスト、1.50スティール、FG成功率46.6%。オールディフェンシブチームに2回、オールスターに1回選出。
6シーズン連続でプレイオフ出場中のクラウダーは、今季のグリズリーズで45試合に先発出場。平均29.4分間のプレイで9.9得点、6.2リバウンド、2.8アシスト、1.04スティールを記録した。二桁得点は22試合、20得点超は3試合。1月4日(同5日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦では、今季自己最多の27得点、自己最多タイの7アシスト、3ブロックを記録し、勝利に貢献した。
クラウダーは通算で588試合に出場(先発289試合)。平均24.6分間のプレイで9.5得点、4.1リバウンド、1.5アシスト、FG成功率41.9%を記録している。
一方、ヒルはグリズリーズで今季48試合に出場(先発3試合)。平均18.8分間のプレイで5.7得点、3.0リバウンド、2.0アシストを記録した。二桁得点は6試合。12月26日(同27日)のオクラホマシティ・サンダー戦では、自己最多タイの3ブロックをマークした。通算では353試合に出場(先発171試合)。平均22.1分間のプレイで5.9得点、3.2リバウンド、1.6アシストを記録している。
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2015年のドラフトでヒートに1巡目(全体10位)指名されたウィンズロウは、マイアミでの4シーズン半で241試合に出場(先発105試合)。平均28.4分間のプレイで9.0得点、5.4リバウンド、2.7アシスト、FG成功率41.7%を記録した。
2016年7月にヒートに加入したジョンソンは、3シーズン半で222試合に出場(先発79試合)。平均24.7分間のプレイで10.3得点、4.3リバウンド、3.2アシスト、FG成功率47.6%をマーク。
同月加入のウェイターズは、123試合に出場(先発101試合)。平均28.3分間のプレイで13.9得点、3.6アシスト、2.9リバウンド、FG成功率41.3%を記録している。