カナダ代表のGMとしての経験を活かせる
NBAの新米ヘッドコーチとして、ブルックリン・ネッツで自身の新たな旅路を始めるスティーブ・ナッシュは多大なるプレッシャーを感じているはずだ。
しかし、当然のことながらナッシュHCはそのプレッシャーから逃げようとはしない。ケビン・デュラントとカイリー・アービングというオールスター選手を抱え、期待値がとても高いという状況でありながらもーー。
10月27日(日本時間28日)にバーチャル上で行なわれた会見で、ナッシュHCは「我々は優勝するためにプレイする」と話した。
「優勝しなければ成功ではないとは言いたくないが、優勝のためにプレイしていることは間違いなく、それに向けたチーム作りを進めていく」。
優勝するために、運も必要だとナッシュHCは認めている。さらに、優勝できるチームを作るためにはディフェンスが重要であり、ゴール周りを守ることがネッツのディフェンスの基軸になると説明した。
コーチ経験がないこともあって、ナッシュHCがリーグでコーチとして成功できる確証はない。しかし、チームの基礎を作り上げることに手助けをしてきた経験はある。
カナダ代表のゼネラルマネジャーを7年間務め、選手たちと代表チームの繋がりを再構築してきた。その経験は、今後に活きてくると感じているようで、「とても良い学ぶ機会となり、楽しかった」と述べている。
「代表チームを近代バスケットボールに進化させていくあのプロセスがね。私が代表でプレイしてい頃はNBA選手が1、2人だったが、今では16から20人ほどいる。20年前にこれだけNBAのロスターにカナダ人がいるなんて言われたら、信じなかったよ」。
「以前は代表チームと若い選手たちの繋がりがあまりなく、プログラムとして迷子になっている感じがあった。NBA選手や、NBA選手になろうとしている選手たちにとってあまり魅力的に見えるようなカルチャー作り、露出ができていなかった」。
「選手たちがより成長できる場を提供しながらも、代表チームとしての目標をしっかりと達成できるようなプログラムに移行していくことは、代表チームにとってとても重要なことだった。しっかりと基盤を築き、耳を傾け、共同作業で何かを作り上げるというのは私にとっても貴重な体験だった。私自身のキャリアにとってとても重要なステップであり、この経験は日常的にも気付いていないところでも大きなメリットとなっているはずだ」。
原文:Head coach Steve Nash on Brooklyn Nets expectations: 'We're playing for a championship' by Carlan Gay/NBA Canada