7月3日(日本時間4日)に行なわれたNBAプレイオフ2021 イースタン・カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)のミルウォーキー・バックス対アトランタ・ホークス第6戦で、ホークスはホームで107-118と敗れてシリーズ2勝4敗となり、NBAファイナルに駒を進めることはできなかった。
今季のホークスは14勝20敗でオールスターを迎え、3月にロイド・ピアース前ヘッドコーチを解任したが、アシスタントコーチだったネイト・マクミランが暫定HCになってから一変。その後は27勝11敗という好成績を収め、イーストの第5シードとして4年ぶりのポストシーズン進出を果たした。
ファーストラウンドでニューヨーク・ニックスを下したホークスは、カンファレンス・セミファイナルでも敵地での第7戦を制し、第1シードのフィラデルフィア・76ersを撃破。6年ぶりのカンファレンス・ファイナル進出を決めた。
バックスとのカンファレンス・ファイナルでは、第4戦を終えてシリーズ2勝2敗のタイとしたが、続く2試合で連敗。負傷で第4戦と第5戦を欠場したエースのトレイ・ヤングが、第6戦で復帰を遂げたものの、フィールドゴール17本中4本成功の14得点にとどまった。
ホークスは1968年にアトランタに移転して以来、NBAファイナルを戦っていない。『AP』は、ヤングが「これは始まりだ」と話したと伝えている。
「僕らの街は興奮している。僕たちは、それを続けたいと思っているよ」。
What A Year. Thank You Atlanta !
— Trae Young (@TheTraeYoung) July 4, 2021
YEAR 3 is over but this is just the beginning… 🙏🏽❤️🏀❄️
The Future Is Atlanta!
I hope you get on board, because it’s here to stay! Love❤️ pic.twitter.com/bY0NBow53q
チームの大半が来季も残るとみられるホークスだが、ジョン・コリンズの去就やマクミラン暫定HCの人事が注目される。
ソロモン・ヒルはマクミランについて、「ほかの誰もがそうであるように、彼は彼自身と家族のためにやるべきことをしている」と述べた。
「でも、ネイトは僕たちのコーチだ。今の彼は最終的な詳細とかを待っているんだよ。オーランド・マジックがやってきて、とんでもない額を与えない限り、僕らのコーチはマクミランだろう」。
コリンズは「自分の意見はかなり言ってきたと思う。僕はここにいたい」と話している。
「僕はできるだけ最高のプロフェッショナルであろうとしてきた。ビジネス面はビジネス面のままにしてね」。
「近いうちに決断を下さなければいけない。できれば、自分にとって最高の、僕をここにとどまらせる決断であることを願っている」。
23歳のコリンズは「僕たちはまだ終わっていない」とも述べた。
「僕たちはまだハングリーだ」。
コートから退場する際、観客に「僕たちは戻ってくる!」と叫んだヤングは、「心からそう言った」と話している。
「特別なシーズンだった。これからに、僕はワクワクしているよ」。