フィラデルフィア・76ersは、トロント・ラプターズとのイースタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦に敗れた。4月28日(日本時間29日)の練習で76ersのトバイアス・ハリスが重要と考えた2つの要素は、ポジティブな姿勢と、断固たる向上追求だ。
📺 NBAプレイオフ2019全試合配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)
ポストシーズンに入り、ハリスは多様なスキルセットをチームにもたらした。ファーストラウンドでは、3ポイントショットを20本中10本成功させている。50%以上の成功率で二桁本数を決めているのは、リーグでハリスを含めて7人だけだ。
さらに、ハリスは、バスケットに向かわせれば力強くリングを目指し、ファウルラインやその周辺でスペースを与えれば、堅実にショットを決めてくる。『stats.nba.com』によると、ポストシーズンにおける中距離のジャンプショットは、17本中8本成功させている。
もちろん、得点だけではない。ポストシーズンの36分換算のアシスト数は、レギュラーシーズンの2.9本から4.5本と5割増し以上だ。リバウンドもチームにもたらしており、ラプターズとの初戦でもチーム最多の15リバウンドを記録した。特に前半は8リバウンドをマーク。点差を保つのに必要なセカンドチャンスを生み出した。
最終的に、ハリスは14得点、15リバウンドと、ポストシーズンで3度目となるダブルダブルを達成した。ブレット・ブラウン・ヘッドコーチは、最近のハリスに「多才ぶり」を称賛している。
「ピック&ロールで使えるし、3Pも打てる。ガードもスモールフォワードも守ることができる」。
29日(同30日)のラプターズとの第2戦に向け、ハリスはフィジカル面や、第1戦で活躍したラプターズのカワイ・レナードやパスカル・シアカムを抑えるのに、より良い仕事が必要だと認識している。
ハリスは「プレイオフが素晴らしいのは、連戦の中でいかに調整し、集中して勝利を目指すかというところにある」と述べた。
「その点で自分は素晴らしい仕事をしてきたと思う。チームもね。僕らはしっかり準備して、それを第2戦で出していきたい」。
原文: Harris Hopes to Help Through Versatility by Brian Seltzer/Sixers.com(抄訳)
- NBA 18-19シーズンをRakuten TVで楽しもう
- NBA公式視聴・配信サービス『Rakuten NBA Special』とは?
- Rakuten TVがNBAマニア必見の新番組『俺達のNBA!!』を毎月2回配信へ
- Rakuten TVの新たなNBA情報番組『週刊NBA』が10月19日より配信スタート
- 【NBA開幕特番配信決定】Rakuten TVがNBA 2018-19シーズンを徹底分析する開幕直前特別番組を10月14日(日)に配信へ
- 1か月間無料で見放題 スポーツ観るならDAZN