5月20日(日本時間21日)にモーダ・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズのウェスタン・カンファレンス・ファイナル第4戦は、ステフィン・カリーが37得点、13リバウンド、11アシストとトリプルダブルを達成し、オーバータイムの末にウォリアーズが119-117で勝利。シリーズ4連勝で5年連続のNBAファイナル進出を決めた。
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オーバータイムにドレイモンド・グリーンのフリースローで114-113とリードしたウォリアーズは、CJ・マッカラムのジャンプショットで逆転されたが、アルフォンゾ・マキニーが再び1点のリードを奪い返す。すると、残り39秒にグリーンの3ポイントショットで119-115とリードを4点に広げる。
デイミアン・リラードのレイアップで再び2点差とされ、続くカリーのジャンプショットが外れたウォリアーズだが、グリーンとクレイ・トンプソンが厳しい守備でリラードにショットを打たせず。アウト・オブ・バウンズとなり、残り3.3秒のリラードのラストショットが外れ、ウォリアーズが競り勝った。
5年連続のファイナル進出は、1957年から66年まで10年連続でファイナルを戦ったボストン・セルティックス以来となる。また、北米では、モントリオール・カナディアンズ(NHL)、セルティックス、クリーブランド・ブラウンズ(NFL)、ニューヨーク・ヤンキース(MLB)、ニューヨーク・アイランダース(NHL)に続き、6チーム目だ。
ウォリアーズ(4勝0敗)はグリーンが18得点、14リバウンド、11アシストと、カリーと並んでトリプルダブルを達成。プレイオフで1試合に同チームの2選手がトリプルダブルを達成したのは初となる。そのほか、トンプソンが17得点、ケボン・ルーニーが12得点、14リバウンド、マキニーが12得点を記録した。
3試合連続で前半にリードを許したウォリアーズは、第3クォーター途中に最大17点差をつけられた。だが、第2戦で17点差、第34戦で18点差をひっくり返してきたウォリアーズは、この日も逆転勝利を収めている。
グリーンは「僕たちは攻守両面で自分たちにできることを本当に自覚している」と述べた。
「僕たちは決して勝負から外れることがなかった。いつだって、それが僕らの心構えだ」。
カリーは「僕たちは以前もここに来た。すべてを見てきて、すべてを経験してきた。それに頼ったんだ」と話している。
敗れたブレイザーズ(0勝4敗)は、メイヤーズ・レナードが自己最多の30得点、12リバウンド、リラードが28得点、12アシスト、マッカラムが26得点だった。
オクラホマシティ・サンダーとのファーストラウンドのように、リラードが劇的な3Pのブザービーターを決めることを期待していたか問われると、テリー・ストッツ・ヘッドコーチは「ああ、そういうことがあるんじゃないかと思った」と認めた。
「彼がショットを打った時のアーチは良かったんだ。チャンスはあると思った」。
ウォリアーズは、ミルウォーキー・バックスとトロント・ラプターズの勝者と30日(日本時間31日)から始まるNBAファイナルで対戦する。
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