11月30日(日本時間12月1日)、フットプリント・センターで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対フェニックス・サンズの一戦は、104-96でサンズが勝利した。
『Elias Sports Bureau』によると、レギュラーシーズン開幕から20試合超を消化し、同地区の勝率85%超の2チームが対戦するのはNBA史上初。成績上位2チームの直接対決は、残り1分を切るまでどちらも二桁点差を奪えない接戦となった。
サンズは第2クォーターにデビン・ブッカーが左ハムストリングを負傷。レイアップを狙った際に左もも裏をつかみ、歩いてロッカールームに向かうと、そのままこの日のプレイを終えた。ブッカーは約15分間のプレイで10得点を記録している。
サンズのモンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチは試合後、ブッカーの状態について最新情報はないとした。ブッカーは後半、ベンチに戻ってチームメイトを鼓舞している。
重要な選手を失ったサンズだが、2点リードで前半を終えると、後半はウォリアーズを42点に抑え、ウォリアーズの連勝を7で止めるとともに、2006-07シーズンの球団記録に並ぶ17連勝を達成した。12月2日(同3日)のデトロイト・ピストンズ戦に勝てば、18連勝で新記録樹立だ。
加入初年度にシーズン19勝を経験しているミケル・ブリッジズは「たくさんの仕事、メンタルタフネスを持って続けてきた成果だ」と話した。
「初めてここに来た時に、みんなで変えたいと思ったことを覚えているよ」。
サンズはディアンドレ・エイトンが24得点、11リバウンド、クリス・ポールが15得点、11アシスト、6リバウンド、5スティール、ジェイ・クラウダーとキャメロン・ジョンソンが各14得点を記録している。
一方のウォリアーズはジョーダン・プールが28得点、オットー・ポーターJr.が16得点、6リバウンドをマークしたものの、ステフィン・カリーが3ポイントショット14本中3本成功、フィールドゴール21本中4本成功の12得点と苦戦した。
カリーは「僕たちはあれだけミスをし、僕のショットはひどかった。終盤は接戦だったのにね」と落胆している。
「ブッカーがケガをしたのは分かっている。でも、僕たちにとっては良い教訓だ。あれほどのチームを倒すために必要な集中や強度を理解した」。
ともに18勝3敗となったサンズとウォリアーズは、12月2日(同3日)にもウォリアーズのホームで再び対戦する。