グリズリーズの渡邊雄太が日本代表合宿中に右足首を負傷

Reo Onishi

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8月2日、名古屋で行なわれている男子バスケットボール日本代表チームの公開練習で、メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太が右足首を負傷した。8月末から始まるFIBAワールドカップに向けての合宿中での出来事だ。

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メディアに公開されたのは5対5での実戦形式の練習と、最後のクールダウンのシュート練習。八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、渡邊、そしてNBAサマーリーグに参加した馬場雄大、比江島慎といった、海外でのプレイを経験してきた選手が多く集まっているだけに、とても白熱した、気迫溢れるプレイが見られていた。

そんななか、練習終盤に渡邊がドライブを仕掛け、ゴール下でのプレイの着地をした際に右足首を負傷。渡邊は離脱後にプレイが続くなか、痛みからか悔しさからか、しばらくエンドライン沿いに寝そべっていた。

ベンチに下がってからはトレーナー陣に囲まれ、談笑している様子も時折見られたが、最終的には松葉杖をついた状態で会場をあとにしている。

現場に居合わせた東野智也 JBA技術委員長は、「着地した際に捻ったようです」と語る。

「腫れはあまりなかったので、その辺りはトレーナー陣がしっかりとアイシングするなどの対応をしてくれました。一番近いところでレントゲンなどの精密検査を行ないますので、また追って状況をお伝えしたいと思います」。

日本代表のフリオ・ラマスHC(ヘッドコーチ)は「もちろんワールドカップに支障がないことを願っています」と話した。

「そんなに大きいニュースにはならない、小さい怪我で済んで欲しいです。2、3日明けて、期間はわからないですが、復帰できることを願っています。これから検査などいろいろと診断をしてもらうので、今の時点ではまだなんとも言えません」。

現在の日本代表第4次強化合宿は8月6日まで行なわれ、8月22日にはFIBAランキング5位のアルゼンチン代表との親善試合が予定されている。

2日夜、日本バスケットボール協会は、渡邊の診断結果が「右足関節の軽度の捻挫」であると発表した。


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