オーランド・マジックのアーロン・ゴードンが担う仕事は、シンプルだが非常に大変なものだ。そのリーチの長さと強さを併せ持つ稀有なコンビネーションを生かし、相手の最もダイナミックなオフェンシブプレイヤーをマークすることである。
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12月28日(日本時間29日)のトロント・ラプターズ戦でカワイ・レナードを抑えたゴードンは、30日(同31日)のデトロイト・ピストンズ戦でブレイク・グリフィンと対戦する。大変な負担なのは確かだが、ゴードンは歓迎しているようだ。
相手のエーススコアラーをマークすることについて問われると、ゴードンは「大好きだ」と答えた。
「普段はリーグでも最高級の選手たちと対戦しているんだ。そうじゃないときはオフ・ザ・ボールの守備に取り組まなければいけない。だけど、大好きだよ」。
ラプターズ戦のゴードンはフィールドゴール6本中3本成功の9得点にとどまったものの、116-87で勝利したマジックにおいて最も活躍した選手の一人だった。MVP候補であるレナードが、ゴードンの守備を前に、FG19本中7本成功にとどまったのだ。1試合平均26.7得点のレナードが、平均を下回る得点に終わったのは、今季2度目のことである。
試合後、スティーブ・クリフォード・ヘッドコーチは「ゴードンは規律がとれており、賢く、そして戦った」と賛辞を寄せた。
「彼の守備は本当に見事だったよ。彼の今季の任務は、攻守両面でとても優れた選手だとみんなに分かってもらうことだと思っている。彼はそういうプレイをしていると思うよ」。
今季序盤、ゴードンは5試合でベン・シモンズ、レブロン・ジェームズ、レナード、ポール・ミルサップと対戦したことがあったが、いずれの選手に対しても彼らの平均得点以下に抑えている。
28日のラプターズ戦でも、元ファイナルMVPのレナードをマークすることにひるむことはなかった。第1クォーターこそFG6本中4本を決められ、10得点を許したものの、以降はゴードンが上回り、レナードをFG13本中3本成功にとどめた。今季、レナードはゴードンと対戦した2試合でFG成功率42.8%だった。シーズン平均49.2%を大きく下回る。
レナードのような攻撃面で優れた選手と対戦するうえでの心構えについて、ゴードンは「彼は本当に優れた選手だし、彼がやりづらいようにしなければいけなかった」と述べた。
「彼はとても堅実なんだ。試合を通じて集中していなければいけない」。
レナードのような選手を守った2日後に、パワフルなポストプレイヤーであるグリフィンを守れるほど多才なディフェンダーは多くない。だが、それがゴードンの挑戦となる。
2度のレナードとの対戦のように、ゴードンはグリフィンも苛立たせることができると証明済みだ。11月の対戦時、リーグ11位となる1試合平均25.2得点のグリフィンは、FG17本中7本成功にとどまった。グリフィンがコートにいた35分間でピストンズは得失点差マイナス8だったのだ。
ゴードンが見せる守備での頑張りに、クリフォードHCは「すでに大きく成長したが、エリートディフェンダーになれるチャンスがある」と、ゴードンがリーグ有数のディフェンダーになったと称賛した。
原文: Gordon Embraces Guarding Other Team's Top Player by John Denton/Magic.com(抄訳)
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