【バスケW杯】ヤニス・アデトクンボがギリシャ代表を断念|FIBAワールドカップ2023

YOKO B

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8月11日(日本時間12日)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がFIBAワールドカップ2023にギリシャ代表として出場しないことをソーシャルメディアで発表した。

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アデトクンボは投稿で次のように述べている。

僕の代表チームに対する情熱と愛情が、これまでも、そしてこれからも変わることはないことは周知の事実だ。NBAシーズンが終了してから、僕はチームが設定した目標達成に必要な選手になるべく、自分の体を限界まで追い込んできた。

しかし、何か月もの努力と複数の医療スタッフと話し合いの結果、ワールドカップに出場するために必要なレベルで戦う準備ができていないことがはっきりした。今回、僕には選択の自由がなく、これはこれまでのキャリアで培ったレベルに確実に戻るための唯一の選択肢だった。

この結果には非常に失望しているが、医療スタッフと決めたことだ。次に自分の出番がやってくるときのために僕は自分を追い込み続けるつもりでいる。僕の個人的な、そしてチームの最終的な目標は、2024年のオリンピック出場権を獲得することであり、来年、僕が国を代表できたらとても光栄だと思っている。

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7月5日(同6日)、バックスのエイドリアン・グリフィン・ヘッドコーチはヤニス・アデトクンボが左ひざの「ルーティン」の手術を受けたと明かしており、その結果、FIBAワールドカップへの出場が不透明になっていると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じていた

MVP受賞2回のアデトクンボは昨シーズン、レギュラーシーズン63試合に出場し、1試合平均32.1分間のプレイで31.1得点、11.8リバウンド、5.7アシストを記録したが、シーズンを通じてひざのケガに悩まされており、欠場した19試合のうち11試合は左ひざの痛みが原因とされる。

さらに、マイアミ・ヒートとのプレイオフ・ファーストラウンドでは腰を負傷し、その痛みで第2戦と第3戦を欠場。バックスはファーストラウンド敗退に終わった。

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FIBAワールドカップ2023は8月25日(同26日)にフィリピン、インドネシア、日本で開幕。ギリシャは、グループCでアメリカ、ヨルダン、ニュージーランドとフィリピンのマニラで対戦する。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。