デビン・ブッカーとヤニス・アデトクンボが第10週の週間最優秀選手に選出

YOKO B

デビン・ブッカーとヤニス・アデトクンボが第10週の週間最優秀選手に選出 image

3月1日(日本時間2日)、NBAが2020-21シーズン第10週の週間最優秀選手を発表し、ウェスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのデビン・ブッカー、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが選出された。

ブッカーの選出は通算2回目で、サンズの選手が同じシーズンに複数回週間最優秀選手に選ばれるのは、2007-08シーズンのアマレ・スタウダマイアー(2回選出)以来、また、3週間で2回選出されるのは2007年1月のスティーブ・ナッシュ以来のことである。

ブッカーは、チームが3勝1敗の成績を残した4試合で、平均33.0得点(FG成功率53.8%)、4.3アシスト、2.8リバウンドをあげ、4試合合計のプラスマイナス値は+52をマークした。2月28日(同3月1日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では、今季自己最多となる43得点を記録し、勝利に貢献している。

一方、今季2回目(通算15回目)の選出となったアデトクンボは、チームが全勝した3試合で、平均37.0得点、10.7リバウンド、5.7アシスト、2.3ブロック、1.0スティールをマーク。また、3試合のうち2試合で2桁リバウンドを記録し、今季少なくとも30得点、10リバウンド以上を達成した試合数を、リーグ首位の10まで伸ばした。

アデトクンボはまた、3試合すべてで少なくとも35得点以上をあげ、4試合連続35得点以上という自己最長記録を更新した。バックスの選手でこの記録を持つのは、カリーム・アブドゥル・ジャバーとアデトクンボだけである。


NBA公式動画をチェック!

YOKO B

YOKO B Photo

静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。