複数の報道によると、ヤニス・アデトクンボがミルウォーキー・バックスと3年1億8600万ドル(約279億円/1ドル=150円換算)の延長契約を結ぶことで合意したようだ。
MVP受賞2回のアデトクンボは、2年の完全保証契約を加え、2027-2028シーズンはプレイヤーオプションとなる。
Giannis Antetokounmpo has agreed on a three-year, $186 million contract extension, sources tell ESPN. https://t.co/CmSj3I2Puk
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) October 23, 2023
Bucks GM Jon Horst and Antetokounmpo's agent, Alex Saratsis of Octagon, met on Sunday in Chicago, worked through the max extension details and the two-time MVP finalized the agreement today, sources tell ESPN. Giannis had an 11:59 PM ET deadline tonight to complete the deal.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) October 23, 2023
NBAドラフト2013でバックスに全体15位で指名されたアデトクンボは、リーグ有数の選手に成長した。オールスター選出7回で、リーグ創設75周年記念チームにも選ばれている。2021年にバックスを優勝に導いた。昨季は63試合出場で平均31.1得点、11.8リバウンド、5.7アシストを記録している。
NBAプレイオフ2023が落胆の結果に終わったバックスは、オフシーズンにトレードでデイミアン・リラードを獲得している。
延長契約は2025-2026シーズンからで、アデトクンボは少なくともあと4年、本人が望めばあと5年の契約を手にしたかたちだ。今後2シーズンで9440万ドル(約141億6000万円)、2025-26シーズンと2026-2027シーズンで1億2000万ドル(約180億円)を手にする。
最終年はオプションで、アデトクンボが望めば約6600万ドル(約99億円)を手にすることとなる。
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来年の夏まで延長契約を待てば、アデトクンボはさらに大きな額を手にしていたかもしれない。2024年を待ってからマックス延長契約を結んでいた場合、4年2億5000万ドル(約375億円)超の契約に合意していた可能性がある。
10月2日(日本時間3日)、アデトクンボは「自分の状況に関しては、常に自分と家族にとって何が最善かを見なければならない」と話していた。
「でも結局のところ、僕たちが勝っている限り、キャリアの最後までミルウォーキー・バックスの一員でありたいんだ。とてもシンプルなことだよ」
原文:Giannis Antetokounmpo agrees to 3-year max extension with Bucks(抄訳)