5月7日(日本時間8日)にデトロイト・ピストンズでヘッドコーチ職を解任され、現在はフリーのスタン・バンガンディは、引退することを検討している。
バンガンディは8月10日(同11日)、レックス・ウォルターズのポッドキャスト「Real Talk Basketball」で「本当に途方に暮れている」とし、3か月以上にわたって職がないことで、今後がどうなるかは分からないと明かした。
『ESPN』によると、バンガンディは「(新シーズンに向けた)仕事を得られたら、コーチをするつもりだった。今は本当に分からない」と述べている。
「今の私は本当に途方に暮れているんだ。アイディアがない。妻は引退を望んでいる」
バンガンディは「私は何かしたいのだが、コーチでなければ、あまりハードに仕事はしたくない」と続けた。
「打ち込むのであれば、コーチをしたい。コーチじゃなければ、少なくとも、半分引退という状態にしたい。本当に分からないんだ」。
2017-18シーズンを39勝43敗で終え、2年連続でプレイオフ進出を逃したバンガンディは、4シーズンを過ごしたピストンズで解任の憂き目に遭った。後任には、元トロント・ラプターズのドウェイン・ケイシーHCが選ばれている。
マイアミ・ヒートやオーランド・マジックでも采配を振るったバンガンディは、通算で523勝384敗という成績を残している。
原文: Former Pistons coach Stan Van Gundy considering retirement: 'I'm really lost' by Sporting News(抄訳)