元NBA選手のラスール・バトラーが、1月31日(日本時間2月1日)にカリフォルニア州スタジオシティーで交通事故を起こし、同乗していた妻リア・ラブレとともに死亡したと、『TMZ』が伝えた。
『TMZ』によれば、バトラーが運転していたSUVがスピードの出し過ぎにより制御不能の状態に陥り、パーキングメーターに直撃後、壁に激突したという。車は大破し、38歳のバトラー、31歳の妻ラブレが亡くなった。
2002年ドラフト2巡目でマイアミ・ヒートから指名されたバトラーは、同チームに3シーズン所属後、ニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、シカゴ・ブルズ、インディアナ・ペイサーズ、ワシントン・ウィザーズ、サンアントニオ・スパーズを渡り歩き、2016年に現役を引退した。
スパーズは、事故後に次の声明を発表し、バトラーの早過ぎる死を悼んだ。
「我々は、リア・ラブレとラスール・バトラーという2人の特別な存在を失いました。ご友人とご遺族の方々に、心からご冥福をお祈りします。ラスールは素晴らしい人物であり、友人であり、チームメイトでした。彼の前向きな姿勢、プロフェッショナリズム、優しい笑顔の持ち主で、人気者でした。ラスールとリアが他界し、本当に残念でなりません」。
バトラーは、昨年ラッパーのアイス・キューブが設立した『BIG3 リーグ』でプレイした。
ラブレは、2003年の『アメリカン・アイドル』を12位で終えたR&Bアーティストで、2011年にエピック・レコードと契約。2枚のシングルをリリースした。
原文:Former NBA player Rasual Butler, wife Leah LaBelle die in car crash by Gabrielle McMillen/Sporting News(抄訳)