必見! 今週の注目1on1マッチアップを『NBA Rakuten』でチェック!

Michael C. Wright, NBA.com

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが手を骨折したことで、現地11月6日(日本時間7日)に行なわれるヒューストン・ロケッツとの一戦で、ラッセル・ウェストブルックとのマッチアップを見ることはできなくなった。

だが、心配無用だ。今週はほかにも魅力的な1on1のマッチアップがたくさん予定されている。そのいくつかを見てみよう。

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Giannis Antetokounmpo Kawhi Leonard

 

ヤニス・アデトクンボ vs カワイ・レナード

日本時間11月7日(現地6日) 午後12時
ミルウォーキー・バックス vs ロサンゼルス・クリッパーズ

レギュラーシーズンでの前回の対戦: 現地2019年1月31日

意外なことに、MVP候補の彼らはこれまで11回対戦している。レギュラーシーズンでは8勝3敗と、サンアントニオ・スパーズやトロント・ラプターズでプレイしたカワイ・レナードが圧勝中だ。今回、レナードはパトリック・ベバリーのような優れた守備者を擁する守備的なロサンゼルス・クリッパーズをけん引する。ヤニス・アデトクンボにとっては、これまで以上に難しいタスクとなるかもしれない。

昨季のプレイオフを思い出してみよう。イースタン・カンファレンス・ファイナル、0勝2敗だったラプターズは、レナードにアデトクンボを守らせる責任を託したことでシリーズの流れを大きく変えた。MVPとなるアデトクンボをレナードがスローダウンさせ、ラプターズは4連勝を飾り、タイトル獲得に至ったのだ。

そのシリーズの第1戦と第2戦で、アデトクンボは平均27得点、15.5リバウンド、フィールドゴール成功率47.2%を記録していた。だが、以降は平均20.5得点、12.5リバウンド、FG成功率43.5%。『NBA.com/Stats』によると、第3戦から第6戦までで、主にレナードが守っていた時のアデトクンボは、平均3.5得点、FG成功率33.3%という数字だった。

レナードとアデトクンボのマッチアップは、レブロン・ジェームズとケビン・デュラントのマッチアップの新しいバージョンとなるかもしれない。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
アデトクンボ 3 8 15.5 8.6 3.0
レナード 8 3 19.2 6.4 2.2

 

ジョエル・エンビード vs ニコラ・ヨキッチ

日本時間11月9日(現地8日)午前11時
フィラデルフィア・76ers vs デンバー・ナゲッツ
レギュラーシーズンでの前回の対戦: 現地2019年2月8日

最近のスモールボール改革でも、ビッグマンのバトルは死んでいない。2試合の出場停止から復帰するジョエル・エンビードとニコラ・ヨキッチのマッチアップは面白くなるはずだ。個のパフォーマンスを別にすると、ヨキッチのチームは最近のフィラデルフィア・76ers戦で苦戦している。

76ersとデンバー・ナゲッツはそれぞれのカンファレンスで頂点を競い得るチームだが、ヨキッチはエンビードとの対戦でまだ勝利を味わっていない。これまでエンビードの3勝0敗だ。前回の対戦でエンビードはFG17本中4本成功にとどまり、ヨキッチが27得点、10リバウンド、10アシストを記録したが、試合は76ersが勝利した。

エンビードとカール・アンソニー・タウンズとのマッチアップほどフィジカルなものにはならないだろうが、ふたりのオールNBAセンターのバトルは魅力的なレベルとなるはずだ。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
エンビード 3 0 19.3 10.3 2.7
ヨキッチ 0 3 22.0 8.0 6.0

 

Damian Lillard Kyrie Irving

 

デイミアン・リラード vs カイリー・アービング

日本時間11月9日(現地8日) 午後12時
ブルックリン・ネッツ vs ポートランド・トレイルブレイザーズ
レギュラーシーズンでの前回の対戦: 現地2019年2月27日

NBAの得点ランキングでトップ3に入るエリートポイントガードふたりの対戦だ。これまではポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが勝利しており、今季は今週を迎えるまでに平均29.8得点、5.5リバウンド、7.8アシストを記録。一方のカイリー・アービングはブルックリン・ネッツで平均30.5得点、6.5リバウンド、7.5アシストをマークしている。

直接対決では平均24.9得点と同じ数字を残しており、前回の対戦も接戦だった。リラードが33得点を記録し、31得点だったアービングを上回っている。試合もブレイザーズがボストン・セルティックスを下した。ただ、アービングはクリーブランド・キャバリアーズに所属していた2015年の対戦で55得点を記録し、14得点だったリラードに圧勝している。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
アービング 3 6 24.9 2.8 5.0
リラード 6 3 24.9 4.8 7.1

 

タイラー・ヒーロー vs デビン・ブッカー

日本時間11月8日(現地7日) 午前11時
マイアミ・ヒート vs フェニックス・サンズ
レギュラーシーズンでの前回の対戦:  なし

タイラー・ヒーローはNBAでデビン・ブッカーと1on1でマッチアップするのが夢だとした。この勝負ではかなり攻撃面が注目されるが、両選手が一緒にコート上でプレイする時間次第だろう。ヒーローは効率的、効果的、そして非常に巧みにルーキーシーズンを始めている。守備はまだこれからで、ブッカーはそこを生かしてくるかもしれない。

19歳のヒーローは、強みと弱みがブッカーに似ていると考えられている。面白いことに、ヒーローはブッカーを手本としてきた。いつか同じように飛躍するかもしれない。最近も、ヒーローはアトランタ・ホークス戦でベンチスタートから29得点とマイアミ・ヒートの新人記録を樹立している。

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ミッチェル・ロビンソン vs クリスタプス・ポルジンギス

日本時間11月9日(現地8日) 午前10時30分
ニューヨーク・ニックス vs ダラス・マーベリックス
レギュラーシーズンでの前回の対戦: なし

クリスタプス・ポルジンギスは古巣との対戦に大きなモチベーションを感じるだろう。それは誰とマッチアップする時でも変わらない。昨季を棒に振った前十字靭帯断裂から戻り、すぐに調子を取り戻しつつある様子のポルジンギスは、昨季の最優秀新人ルカ・ドンチッチともケミストリーを築きつつある。

そのポルジンギスの攻撃力を試すのが、ビッグマンに対する類まれな速さの爆発力を持つリーグ有数の魅力的な若手ミッチェル・ロビンソンだ。ポルジンギスは3ポイントショット試投が平均6.5本で今週を迎えたが、ロビンソンは長距離ショットのブロックにおいてリーグ有数の選手である。

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原文: Five 1-on-1 matchups to watch this week by Michael C. Wright/NBA.com(抄訳)

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