【バスケW杯】10日目の注目選手 8強進出カナダのギルジャス・アレクサンダーら|FIBAワールドカップ2023

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【バスケW杯】10日目の注目選手 8強進出カナダのギルジャス・アレクサンダーら|FIBAワールドカップ2023 image

8月25日に開幕したFIBAバスケットボールワールドカップ2023は、フィリピン、日本、インドネシアの3か国共催で9月10日まで行われる。

10日目は2次ラウンドが終了し、カナダ、ラトビア、イタリア、セルビアがベスト8進出を果たした。また、アメリカが今大会初の黒星を喫し、リトアニアがアップセットを演じている。

ここでは、9月3日に行われた試合のトップパフォーマーを詳しく見ていくことにしよう。


シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ)

勝利必須だったスペイン戦で、ギルジャス・アレクサンダーがカナダを88-85の勝利、そしてパロオリンピック出場権獲得に導いた。

ギルジャス・アレクサンダーは30得点、4リバウンド、7アシスト、3スティールを記録し、第4クォーターに12点差を逆転したカナダの勝利に貢献。オクラホマシティ・サンダーのガードはフィールドゴール12本中7本成功(3ポイントショット2本成功)ながら、フリースロー16本中14本成功を記録している。

カナダはディロン・ブルックスが22得点、RJ・バレットが16得点をマーク。1994年以来となる準々決勝進出を果たした。


デニス・シュルーダー(ドイツ)

グループフェーズで全勝したドイツに貢献したのがシュルーダーだ。スロベニア戦でドイツを100-71の勝利に導き、ルカ・ドンチッチとのポイントガード対決で最後に笑った。シュルーダーは3P7本中4本成功を含むFG11本中8本成功で24得点、10アシストを記録している。

ドイツは9月6日の準々決勝でラトビアと対戦する。


ルカ・ドンチッチ(スロベニア)

すでに準々決勝に駒を進めていたスロベニアだが、ドンチッチはなかなかの数字を残した。ダラス・マーベリックスのポイントガードは、30分間のプレイで23得点、6リバウンド、6アシスト、2スティールを記録している。ただ、3Pは11本中2本成功にとどまった。

ドイツに71-100で敗れたスロベニアは、9月6日の準々決勝でカナダと対戦する。


ヨナス・バランチュナス(リトアニア)

ともに準々決勝進出を決めて臨んだ2次ラウンド最終戦で、リトアニアがアメリカに110-104で勝利した。その立役者となったのが、12得点、7リバウンド、2ブロックを記録したバランチュナスだ。

リトアニアはほかにバイダシュ・カリンイアウシュカシュ(15得点)、ミンダウガス・クズミンスカス(14得点)が活躍。9月5日の準々決勝ではセルビアと対戦する。


アンソニー・エドワーズ(アメリカ)

リトアニアに104-110で敗れたアメリカだが、エドワーズはFG26本中14本成功で35得点と得点を量産した。ミネソタ・ティンバーウルブズのガードは、3P13本中5本成功。守備でも3スティールを記録している。

ジェイレン・ブランソンとミケル・ブリッジズも各14得点をマークしたアメリカは、セルビアがドミニカ共和国に勝利したため、パリオリンピック出場権獲得。9月5日の準々決勝でイタリアと対戦する。


ボグダン・ボグダノビッチ(セルビア)

ドミニカ共和国に112-79と快勝し、準々決勝に駒を進めたセルビアは、6選手が二桁得点を記録した。けん引したのが、20得点をあげたボグダノビッチだ。

アトランタ・ホークスのシューターは、3P3本中3本、FG7本中7本をいずれも成功させる完璧なショットを披露。試投4本のFTも失敗を1本にとどめた。グループフェーズを4勝1敗で終えたセルビアは、9月5日の準々決勝でリトアニアと対戦する。

一方、敗退のドミニカ共和国は、カール・アンソニー・タウンズが25得点、7リバウンドを記録した。


パティ・ミルズ&ダンテ・エクサム&ジョシュ・ギディー(オーストラリア)

この日でワールドカップを終えたオーストラリアが、ジョージアに100-84と快勝した。素晴らしいパフォーマンスを見せたのがNBA選手たちだ。

筆頭は19得点、5アシストのミルズ。また、オフシーズンにマーベリックスに加わったエクサムも18得点、4アシストをマークした。サンダーのギディーは15得点、4アシストを記録している。

原文:World Cup Standouts Day 10: Shai Gilgeous-Alexander lifts Canada to quarters(抄訳)

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