【バスケW杯】8日目の注目選手 タウンズやドンチッチ活躍|FIBAワールドカップ2023

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8月25日に開幕したFIBAバスケットボールワールドカップ2023は、フィリピン、日本、インドネシアの3か国共催で9月10日まで行われる。

8日目の9月1日には、準々決勝進出を目指す全チームが出場する2次ラウンドがスタート。アメリカ、ドイツ、リトアニア、スロベニアの4チームが準々決勝進出を決めた一方で、オーストラリア、ギリシャ、グルジア、モンテネグロは準々決勝進出を逃した。

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ここでは、9月1日に行われた試合のトップパフォーマーを詳しく見ていくことにしよう。


カール・アンソニー・タウンズ(ドミニカ共和国)
トレモント・ウォーターズ(プエルトリコ)

大接戦の末、プエルトリコは102-97でドミニカ共和国にFIBAワールドカップ初黒星をつけた。タウンズは、NBAオールスターのスキルを余すところなく発揮し、39得点(フィールドゴール27本中13本成功)、10リバウンド、2ブロックを記録。彼は試合を通して活躍したが、第4クォーター終盤に厳しくなったプエルトリコのディフェンスにはばまれ、残り24秒で放った同点の3ポイントショットは決まらなかった。

プエルトルコ代表では、元NBAのジャーニーマンガードであるウォーターズがこの試合でも力を発揮し、37得点(FG22本中11本成功)、7リバウンド、11アシスト、4スティールを記録。第4Qでもそのシューティングとパスで素晴らしい活躍を見せ、プエルトリコの準々決勝進出への可能性を残した。

9月3日、ドミニカ共和国はセルビアと、プエルトリコはイタリアと対戦。現在グループ I は4チームが同率で並んでいるため、準々決勝進出チームが確定するこの2試合は必見だ。


ルカ・ドンチッチ(スロベニア)

ドンチッチはスロベニア対オーストラリア戦でも再び安定の活躍を見せ、スロベニアの勝利(91-80)に貢献した。ワールドカップで素晴らしいプレイを続けるドンチッチは、この試合でも19得点、7リバウンド、6アシストを記録し、準々決勝進出を決めた。

オーストラリアは、オクラホマシティ・サンダーのジョシュ・ギディー(25得点)とアトランタ・ホークスのパティ・ミルズ(17得点)が堅実なプレイを見せたが、この敗戦で勝率を5割に落とし、ワールドカップ優勝争いから脱落している。

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シモーネ・フォンテッキオ(イタリア)

フォンテッキオの大活躍のおかげで、イタリアはセルビアに対して78-76で勝利を収めた。ユタ・ジャズのフォワードのフォンテッキオは、30得点(FG15本中11本成功、フリースロー8本中6本成功)、7リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロックを記録した。

1次ラウンドでは3試合とも大差をつけて完勝したセルビアは、またもや快進撃を続けていたが、イタリアはフォンテッキオの活躍で16点のビハインドを巻き返し、ディフェンスを強化。フォンテッキオは試合終盤に何度もクラッチショットを決め、勝利を決定づけた。

イタリアは、9月3日に2次ラウンド最終戦でプエルトリコと対戦する。


アンソニー・エドワーズ(アメリカ)

セルビア同様、アメリカも1次ラウンドは順調に勝ち進んだが、2次ラウンドのモンテネグロ戦ではより厳しい戦いを強いられた。前半を終えて38-37のビハインドを背負ったアメリカは、ハーフタイム後にエドワーズが主導し、85-73で勝利を収めた。リトアニアがギリシャに勝利したことと相まって、この勝利でアメリカの準々決勝進出が決まった。

ミネソタ・ティンバーウルブズのスター選手であるエドワーズは、前半はFG5本中0本に終わったが、最終的にはFG11本中7本を決めて17得点をマーク。第4Q終盤の大事な場面でスティール&ダンクを決めて試合を決定づけた。

アメリカは9月3日の2次ラウンド最終戦でリトアニアと対戦する。

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ヤゴ・サントス(ブラジル)

ブラジルが69-65でカナダを破ってアプセット(番狂せ)を起こしたこの試合では、NBA経験ゼロの選手が試合終盤、カナダのNBA豊富なラインナップを相手に楽々とプレイしているようだった。ワールドカップを通してブラジルの得点源になっているサントスは、カナダ戦ではわずか8得点に終わったが、第4Q終盤の残り1分14秒に2本のドライビング・レイアップを決めるなど、その得点の半分を勝利を決定づける大事な場面で獲得。ブラジルでは元NBAのビッグマンのブルーノ・カボクロも19得点、13リバウンド、3ブロックと圧倒的な強さを見せている。

このワールドカップで無敗だったカナダは、オクラホマシティ・サンダーのスター選手であるシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが23得点、5リバウンド、2アシストと健闘した。

カナダは、9月3日にスペインと対戦する。


ダービス・ベルターンス(ラトビア)

11点差を逆転して65-63とリードしたラトビアは、勝利目前でベルターンスが活躍。彼はレイアップでアンドワンを獲得し、決定的な3Pを沈めるなど、力強いフィニッシュでディフェンディング・チャンピオンのスペインを74-69で下す番狂せに貢献した。来季からオクラホマシティ・サンダーでプレイするベルターンスは、34分間の出場で16得点(FG9本中4本成功)、3リバウンド、1スティール、1ブロックを記録している。

スペインは敗れはしたものの、9月3日のカナダ戦で自国の運命をコントロールすることができる。ラトビアもまた、9月3日のブラジル戦で初の準々決勝進出を狙える可能性がある。

原文:World Cup Standouts Day 8: Karl-Anthony Towns, Luka Doncic run wild
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc

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