【バスケW杯】開幕初日の注目NBA選手はタウンズとギルジャス・アレクサンダー|FIBAワールドカップ2023

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8月25日、FIBAワールドカップ2023が開幕した。フィリピン、日本、インドネシアの3か国共催で9月10日まで開催される本大会に出場する国のロスターには、現役NBA選手が55名登録されている。

初日の8月25日には8試合が行われ、すでに何人かの選手が存在感を示した。ニコラ・ブーチェビッチ、カール・アンソニー・タウンズ、ヨナス・バランチュナスといったビッグマンは力強いプレイでチームを勝利に導き、パティ・ミルズ、ジョシュ・ギディ、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーはバックコートで素晴らしい活躍を見せた。

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ここでは、8月25日に行われた試合のトップパフォーマーを詳しく見ていくことにしよう。


シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ)

昨シーズン、オールNBAの活躍をしたギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)がそのスキルを存分に発揮したカナダは、フランスを95-65で圧倒し、グループHの開幕戦に勝利した。カナダは第3クォーターにギルジャス・アレクサンダーが13得点をあげるパフォーマンスで試合を決定づけ、最終的に彼は27得点、13リバウンド、6アシスト、2スティールを記録。また、カナダは好調なディフェンスで、フランスのフィールドゴール成功率を42%、3ポイントショット成功本数を28本中6本に抑えている。

ギルジャス・アレクサンダーとディロン・ブルックス(ヒューストン・ロケッツ)がFIBA開幕戦で攻守で効果的なコンビネーションを見せた一方で、RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)はFG10本中1本成功の5得点と苦戦した。


パティ・ミルズ&ジョシュ・ギディー(オーストラリア)

グループEでフィンランドに98-72で勝利したオーストラリアはガード陣が大暴れしたが、なかでもミルズとギディーが最もインパクトのあるプレイを見せたといえるだろう。現在アトランタ・ホークスに所属するミルズは、28分の出場で25得点、8リバウンド、4スティールを記録。サンダーのスター選手のギディーも、 25分間で14得点、9リバウンド、8アシストというサンダーファンには見慣れたスタッツで試合に貢献した。

オーストラリアは、ダラス・マーベリックスの新ガードのダンテ・エクサムがベンチから手堅く10得点をあげる活躍を見せた一方で、フィンランドは、ユタ・ジャズのスターであるラウリ・マルカネンが、19得点、8リバウンド、4アシストをマークするも試合には敗れている。

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ニコラ・ブーチェビッチ(モンテネグロ)

元オールスターのブーチェビッチはその多彩なスキルを披露し、グループDの開幕戦のメキシコに対して91-71で勝利を収めた。シカゴ・ブルズのビッグマンは、FG15本中11本成功、3Pは3本中3本を成功させて27得点をマークしたほか、10リバウンド、2ブロックを記録している。ブーチェビッチのこの素晴らしい活躍もあり、モンテネグロはリバウンド数で35本対28本とメキシコを圧倒。最後は、第3Q終盤のランで試合を決定づけた。


カール・アンソニー・タウンズ(ドミニカ共和国)

スリル満点のグループAでは、タウンズの活躍でドミニカ共和国がフィリピンに87-81で勝利した。ミネソタ・ティンバーウルブズのスターであるタウンズはフィリピンのフロントラインの手に負える相手ではなかった。彼はフリースローを16本中15本成功させて26得点、10リバウンドをあげたが、その多くは拮抗する第4Qの記録だ。FG34本中23本成功と苦戦していたドミニカ共和国にとって、タウンズのフリースロー成功は非常に重要だった。タウンズの活躍がなければFT成功率は44.4%(18本中8本成功)を記録していただろう。

フィリピンが持ち堪えていたのは、ジャズのスターのジョーダン・クラークソンの絶好調のシューティングと得点のおかげだった。クラークソンは第4Qにファウルアウトしたが、28得点(FG14本中9本成功)、7リバウンド、7アシストをマークしている。

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モー・バグナー(ドイツ)

バグナーは、普段はオーランド・マジックにおける堅実なロールプレイヤーとして知られている。しかし、グループEの開幕戦でドイツが81-63で日本を破った試合では、彼はスター選手の役割を果たした。特に、ドイツが53-31と大きくリードした前半、バスケットに向かう力強いドライブとそのリバウンド力で流れを作り、圧倒的な強さを見せた。バグナーは最終的に、25得点(FG14本中10対14本成功)、9リバウンドを記録。FTも好調で9本中8本を成功させている。


ヨナス・バランチュナス(リトアニア)

リトアニアは特に大きな問題なく、エジプトとのグループD開幕戦を93-67で快勝した。この勝利は、17分間の出場で、15得点、10リバウンドを記録し、ビッグマンとして圧倒的なプレイを見せ続けたバランチュナス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の存在が大きい。前半を通してバランチュナスは、インサイドでのバスケット、タフなリバウンド、そしてインサイドでのディフェンスでエジプトを圧倒した。

🇱🇹 Lithuania started off on the right foot ✅#FIBAWC x #WinForLithuania

— FIBA Basketball World Cup 2023 🏆 (@FIBAWC) August 25, 2023

原文:World Cup Standouts: Karl-Anthony Towns, Shai Gilgeous-Alexander dominate
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc

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