【FIBAワールドカップ2019】4日目: アメリカがトルコに延長の末に勝利、ブラジルがギリシャに1点差で勝利

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【FIBAワールドカップ2019】4日目: アメリカがトルコに延長の末に勝利、ブラジルがギリシャに1点差で勝利 image

中国で開催されているFIBAワールドカップ2019は、8月31日から9月5日まで1次ラウンドの試合が行なわれる。大会4日目の9月3日に行なわれた8試合の結果は以下の通り。

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ブラジル 79-78 ギリシャ

メンフィス・グリズリーズのフォワード、ブルーノ・カボクロがFIBAのゴールテンディングのルールをフルに活用し、ブラジルのギリシャへの79-78の勝利に大貢献。残り2.0秒でギリシャが1点を追う状況で、コスタス・スルーカスの3本目のフリースローがリムに当たると、カボクロがそれを叩き落とし、ブラジルの1点差の勝利を呼び込んだ。

元NBA選手のアンダーソン・バレジャオが22得点、9リバウンドの活躍でブラジルの得点リーダーとなった。昨シーズンのNBAのMVPであるギリシャのヤニス・アデトクンボは、28分の出場で13得点、4リバウンド、3スティール、5ファウルと苦戦。ギリシャとブラジルはこれでともにグループフェーズの成績が1勝1敗となり、どちらも3試合目で負けられない状況となっている。

オーストラリア 81-68 セネガル

ユタ・ジャズのフォワード、ジョー・イングルズが31分の出場で17得点、10リバウンド、9アシストと活躍し、オーストラリアをセネガル相手に81-68の勝利へと導いた。サンアントニオ・スパーズのガード、パティ・ミルズも16本中8本のフィールドゴール成功で22得点をマークし、勝利に貢献。オーストラリア(2勝0敗)はこの勝利で2次ラウンド進出を決めた。

セネガルはこの敗戦で0勝2敗となった。ゼイン・ダルメイダがチーム最多の14得点を記録した。

リトアニア 92-69 カナダ

中国の東莞で行なわれているグループステージではリトアニアがその強さを誇示し続け、カナダ相手に92-69と大勝。メンフィス・グリズリーズのセンター、ヨナス・バランチュナスが13得点、8リバウンドと活躍し、インディアナ・ペイサーズのドマンタス・サボニスも22分の出場で10得点、8リバウンド、4アシストと勝利に貢献した。リトアニアはこれで2勝0敗となり、2次ラウンドへと駒を進めた。

カナダ(0勝2敗)はカイル・ウィルチャー(24得点)とコーリー・ジョセフ(15得点)がそれぞれ活躍した。

フランス 103-64 ヨルダン

フランスが103-64でヨルダンを圧倒し、2次ラウンド進出を決めた。ユタ・ジャズのセンター、ルディ・ゴベアが16得点、13リバウンド、2ブロックをマーク。オーランド・マジックのガード、エバン・フォーニエは18分の出場で13得点を記録した。この勝利ではフランスは2勝0敗となり、2次ラウンドに進む。

ヨルダン(0勝2敗)はこの敗戦で1次ラウンド突破の可能性が消滅。ダル・タッカーが14本中6本のフィールドゴール成功で20得点を記録した。

アメリカ 93-92 トルコ(OT)

延長の末にアメリカがトルコ相手に93-92と辛勝し、NBA選手で構成されたアメリカ代表の公式戦での連勝を55に伸ばした。チーム最多の15得点を記録したミルウォーキー・バックスのガード、クリス・ミドルトンが試合終盤に2本のクラッチフリースローを決め、勝利を確実なものとした。ケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタム、マイルズ・ターナー、ジョー・ハリス、ハリソン・バーンズがそれぞれ二桁得点を記録した。アメリカ代表はこれでグループステージの成績が2勝0敗となり、次のラウンドへと進める。

トルコはミルウォーキー・バックスのフォワード、アーサン・イリヤソバが23得点、14リバウンド、1ブロックと活躍。クリーブランド・キャバリアーズのガード、ジェディ・オスマンは15得点、4アシストをマークした。トルコ(1勝1敗)は9月5日にチェコ共和国と負けられない一戦を競い合う。

ニュージーランド 93-83 モテネグロ

第4クォーターにニュージーランドが点差を伸ばし、モンテネグロ相手に93-83で勝利。この勝利でニュージーランドは1勝1敗となり、9月5日に同じく1勝1敗のギリシャと戦う。アイザック・フォトゥが20得点、7リバウンドで得点リーダーとなった。

モンテネグロ(0勝2敗)はオーランド・マジックのセンター、ニコラ・ブーチェビッチが27分の出場で15得点、9リバウンドをマークした。

チェコ共和国 89-76 日本

1試合目でアメリカに敗戦していたチェコが89-76で日本に勝利。シカゴ・ブルズのガード、トーマス・サトランスキーが15得点、7アシスト、6リバウンド、3スティールを記録した。チェコ(1勝1敗)は9月5日同じ1勝1敗とトルコとの試合が残っている。

日本はこの敗戦で0勝2敗となった。ワシントン・ウィザーズのルーキー、八村塁は21得点、6リバウンド、4アシストと活躍を続けている。

ドミニカ共和国 70-68 ドイツ

ドイツ相手に70-68で勝利したドミニカはこれでグループステージの成績が2勝0敗となった。ドミニカの得点リーダーは16得点を記録したビクトル・リズで、ジェルビス・ソラーノも8得点、11アシストで勝利に貢献した。

ドイツ(0勝2敗)はグループステージ突破の可能性が消滅。オクラホマシティ・サンダーのガード、デニス・シュルーダーが20得点、7アシストを記録した。

原文:FIBA World Cup roundup (Sept. 3): Brazil stuns Greece, plus four teams advance to next stage by NBA.com

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ