9月9日に中国・東莞の東莞バスケットボール・センターでFIBAバスケットボール・ワールドカップ2019の17-32位順位決定ラウンドの日本対モンテネグロの一戦が行なわれ、日本の渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)が今大会自己最多となる34得点に加えて9リバウンド、1アシスト、2スティール、1ブロックを記録した。試合はモンテネグロが80-65で大会初勝利、日本は5試合全敗、32チーム中31位で大会を終えた。
先発した渡邊は序盤から積極的に得点を狙い、試合開始から1分5秒で先制点となるジャンプショットを成功。第1クォーターだけで8点をマークした渡邊は、第2Qに13得点と爆発し、前半だけで21得点と日本を牽引した。
フル出場を続けた渡邊は第3Q中盤にドライビングダンクを決めて45-45の同点とする。直後に手の負傷で一旦ベンチに下がったものの、すぐにコートに復帰した渡邊は、その後も得点を伸ばして後半も13点をマークした。
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渡邊の奮闘が目立ったものの、日本は試合を通じて3ポイントショット16本を放ちながら1本も決められなかった。また、ベンチスコアでも33-13と大差をつけられ、チームとしてスコアを伸ばせなかった。
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渡邊は試合後の会見で「上手くプレイし、40分間戦い続けました。自分たちの努力を誇りに思います」と語っている。
「でも、モンテネグロは素晴らしいチームでした。モンテネグロは我々に対して良いプレイをしました」。
渡邊のほか、ダラス・マーベリックスでサマーリーグに出場した馬場雄大が11得点、5アシスト、元NBA選手のニック・ファジーカスが10得点、8リバウンド、ニューオーリンズ・ペリカンズでサマーリーグに出場した比江島慎はフィールドゴール8本中1本の成功に終わり、2得点、2アシストだった。1次ラウンド3試合に出場した八村塁(ワシントン・ウィザーズ)は、休養のため、順位決定ラウンド2試合を欠場した。
ワールドカップ初勝利をあげたモンテネグロは、オーランド・マジックのニコラ・ブーチェビッチがFG13本中8本、3P2本中2本を沈めて18得点、昨季Bリーグのアルバルク東京でプレイしたミルコ・ビエリツァが10得点を記録した。