FIBAバスケットボール・ワールドカップ2019のスケジュール、仕組み、歴史

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この夏、FIBAバスケットボール・ワールドカップ2019(以下FIBAワールドカップ)が中国にて開催される。2年間かけて予選を突破した32か国が参加する国際大会だ。

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FIBAワールドカップは今回で18回目となり、中国では初開催。5つの省にまたがって、北京、仏山、武漢、深セン、東莞、南京、上海、広州の8都市で試合が行なわれる。16日間で合計92試合が開催される。

多くのNBA選手がそれぞれの国を代表してプレイする。大会開幕前に、まずはFIBAワールドカップの仕組みをおさらいしておこう。

 

スケジュール

・1次ラウンド(グループフェーズ):8月31日〜9月5日
・2次ラウンド(グループフェーズ):9月6日〜9日
・準々決勝:9月10、11日
・準決勝:9月13日
・決勝:9月15日

 

競技システム

2017年から始まった予選トーナメントを勝ち抜いた32か国が、2019年のFIBAワールドカップへの出場権を獲得。アフリカ大陸から5か国、ヨーロッパから12か国、アメリカ大陸から7か国、アジアとオセアニアから8か国が参戦する。

その32か国は3月中旬に行なわれた抽選会で、8つのグループに振り分けられている。グループフェーズの第1ラウンドで、グループ内の対戦が合計48試合(1チーム3試合、1グループ6試合)行なわれる。

1次ラウンドを競う8つのグループは以下の通り:

グループA:中国、ベネズエラ、ポーランド、コートジボワール
グループB:ロシア、アルゼンチン、韓国、ナイジェリア
グループC:スペイン、イラン、プエルトリコ、チュニジア
グループD:アンゴラ、フィリピン、イタリア、セルビア
グループE:アメリカ、トルコ、チェコ、日本
グループF:ギリシャ、ニュージーランド、ブラジル、モンテネグロ
グループG:ドミニカ共和国、フランス、ドイツ、ヨルダン
グループH:カナダ、セネガル、リトアニア、オーストラリア

各グループのトップ2チームがグループフェーズの2次ラウンドへと進出する。下位2チームは、それぞれ17位から32位を決定する順位決定戦へと回る仕組みになっている。

グループフェーズの2次ラウンドでは、4チームで構成された4つのグループで合計16試合が行なわれる(1チーム2試合、1グループ4試合)。2次ラウンドでは、第1ラウンドで対戦しなかった国としか当たらない。各グループの上位2チームが準々決勝へと進み、下位2チームは9位から16位を決定する順位決定戦へと回る。

ワールドカップの最終フェーズは、16チームによる勝ち抜きトーナメント戦だ。準々決勝で敗退したチームは5位から8位を決定する順位決定戦に、準決勝で敗退したチームは3位決定戦を行なう。

トーナメントの優勝国は、9月15日に北京で開催される決勝戦で決まる。

 

FIBAワールドカップの歴史

開催年
2014 アメリカ セルビア フランス
2010 アメリカ トルコ リトアニア
2006 スペイン ギリシャ アメリカ
2002 ユーゴスラビア アルゼンチン ドイツ
1998 ユーゴスラビア ロシア アメリカ
1994 アメリカ ロシア クロアチア
1990 ユーゴスラビア ソビエト連邦 アメリカ
1986 アメリカ ソビエト連邦 ユーゴスラビア
1982 ソビエト連邦 アメリカ ユーゴスラビア
1978 ユーゴスラビア ソビエト連邦 ブラジル
1974 ソビエト連邦 ユーゴスラビア アメリカ
1970 ユーゴスラビア ブラジル ソビエト連邦
1967 ソビエト連邦 ユーゴスラビア ブラジル
1963 ブラジル ユーゴスラビア ソビエト連邦
1959 ブラジル アメリカ チリ
1954 アメリカ ブラジル フィリピン
1950 アルゼンチン アメリカ チリ

 

原文:FIBA Basketball World Cup 2019 by NBA.com

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ