フェニックス・サンズのジャマール・クロフォードは、39歳になっても、この19シーズンでやってきたことを続けている。得点を記録するということだ。
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サンズの歴史において、39歳以上でプレイしたのは、グラント・ヒル、マーク・ウェストに続いて3人目となる。現在のNBAでは、ビンス・カーター、ダーク・ノビツキーに続き、3番目に年長の選手だ。それでも、クロフォードはコートでインパクトを残し続けている。
4月5日(日本時間6日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では、今季自己最多の28得点や7アシストを記録し、オーバータイムの末の勝利に導いた。この年齢の選手が25得点、7アシストを記録したのは、2003年のマイケル・ジョーダン以来となる。
ベンチからの出場で28得点、7アシスト、3スティールを記録したのは、今季のリーグでクロフォードだけだ。また、39歳でこの記録を達成したのは、NBAで初めてとなる。
だが、クロフォードは「試合をコントロールしたかっただけだ」と、大事なのは自分のスタッツではなく、ホームでのシーズン最終戦を勝利で終えることだったと述べた。
「アグレッシブにいきたかった。もちろん、多くの選手を欠いていたけど、正しいプレイをすることが大切なんだ。自分の数字は気にしない。僕らは勝った。大事なのはそれだけだ」。
クロフォードは7日(同8日)のヒューストン・ロケッツ戦でも27得点、6アシストを記録した。19年目以降のベテランが2試合連続で25得点以上記録したのは、コービー・ブライアント、カリーム・アブドゥル・ジャバーに続き、NBAで3人目だ。
サンズの選手がベンチから2試合連続で25得点以上をマークしたのも、2007年のリアンドロ・バルボサ以来のこと。このシーズン、バルボサはシックスマン賞を受賞している。
19年目のシーズンでも、クロフォードはクラッチタイムに活躍してきた。シーズン序盤のミルウォーキー・バックス戦では、終了間際の中距離ショットでチームに勝利をもたらしている。第4クォーター及びオーバータイムの残り10秒以内で決勝点をあげたのは自身通算10回目だった。現役選手ではカーター、ノビツキー、ドウェイン・ウェイド、クリス・ポールに続く記録だ。
キャリアを通じて安定した得点力を見せてきたクロフォードだが、39歳にもかかわらず、プレイメイクに関してはさらなる成長ぶりも示している。
今季は36分間ごとの平均アシストが6.9と、2002-03シーズンの自己最高の数字を上回っている。19年目でのこの数字は、ジョン・ストックトン(元ジャズ)が現役最終年となった2002-03シーズンに記録した10アシストに続く記録だ。
サンズとクロフォードは9日(10日)、ロードでダラス・マーベリックスとのシーズン最終戦に臨む。
原文: Even at 39, Jamal Crawford is Still Getting Buckets by CODY CUNNINGHAM/Suns.com(抄訳)
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