エネス・カンターが肉体改造を行ない減量に成功

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オクラホマシティ・サンダーのエネス・カンターは、2017-18シーズンに向けて怠けず調整を続けている。

今夏は肉体改造に着手し、別人のような身体を手に入れた。ただし、肉体改造に至った理由が多くの選手とは異なる。

カンターは、9月17日(日本時間18日)に開催したバスケットボールキャンプで取材に応じ、数か月前に「太っている」と自ら感じたことを理由に挙げた。

カンターは「鏡を見たら、『太っているな』と感じてね」と語った。

「感じただけではなくて、実際に太っていた。女性用の下着が必要なほどにね。トルコ料理を食べ続けていたから、すぐに食生活を見直す必要があった。シーズンも近づいていたしね。今季はチームにとって重要なシーズンだから、身体を整える必要がある」。

カンターはサンダーで180試合以上に出場し、平均14.2得点、8.0リバウンドを記録。昨季の先発出場試合数は0に終わったものの、平均オフェンシブリバウンド数でリーグのトップ15に入る活躍を見せた。

だが、守備に関しては不安がある。特に昨季はヒューストン・ロケッツとのプレイオフ1回戦で出場時間が激減。ロケッツのシューター、ペリメーターにドライブを仕掛けてくる選手への対応に苦しみ、レギュラーシーズンに平均21.3分を記録した出場時間がわずか9.0分に減った。

同じ轍を踏まないためにも、カンターは減量に成功した。NBAで俊敏な部類に入る選手ではないものの、カンターは重要な局面でコートに立っていられるよう努力を続けている。あとは、トルコ料理の食べ過ぎにだけ注意が必要だ。

原文:Thunder's Enes Kanter on body transformation: 'I needed like a bra or something' by Jordan Greer/Sporting News(抄訳)


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