ドウェイン・ウェイドがシカゴ・ブルズとの契約をバイアウトすると噂されているが、噂レベルで終わるかもしれない。
35歳のウェイドは、先日ブルズとの契約最終年に含まれた2380万ドル(約26億9700万円)のプレイヤーオプションを行使。再建段階に入ったブルズがウェイドとの契約をバイアウトするのではないかと見られていたが、フレッド・ホイバーグ・ヘッドコーチは『ESPN』に「現時点でそのような動きはない」と語った。
ウェイドは昨季平均18.3得点を記録したが、フィールドゴール成功率は自己ワーストの43.4%に終わった。だがホイバーグHCは、ジミー・バトラーをミネソタ・ティンバーウルブズにトレードした今、ウェイドに新チームでリーダーシップを発揮してもらいたいと言う。
「ドウェインは、新たなチーム内で精神的な支えという重要な役割を担う。もちろん彼はチームでプレイする。できれば良いプレイをしてもらいたい。そしてリーダーとして引っ張ってもらいたい。彼がチームにいることが重要なんだ」。
『ESPN』は、ウェイドが来季終了までブルズでプレイする可能性が高いと予想しているが、シーズン中にバイアウトの話し合いが持たれる可能性もあると見ている。
原文:Dwyane Wade unlikely to get buyout from Bulls, report says by Arthur Weinstein/Sporting News