長い時を経て、ロサンゼルス・レイカーズに戻ってきたドワイト・ハワードだが、すでにコーチやチームメイトたちを驚かせている。
オールスター選出8回のハワードは、フリーエージェントでレイカーズと契約し、今季のチームに貢献すべく、できる限りのすべてをやろうと意気込んでいる。就任1年目のフランク・ボーゲル・ヘッドコーチは10月1日(日本時間2日)、「センターたちには本当に好印象だ」とコメント。ハワードのリーダーシップを称賛した。
『ESPN』によると、ボーゲルHCは報道陣に「今回来てから、ハワードは仕事一筋だよ」と述べた。
「我々はグループ全体に真剣さを求めている。彼は仕事一筋だ。本当に、我々が仕事に集中する助けになってくれている」
Frank Vogel: ‘Who’s gonna help us win is the first criteria for playing’ pic.twitter.com/j92pFr0BWW
— Los Angeles Lakers (@Lakers) October 1, 2019
昨季のハワードは負傷で出場9試合にとどまり、過去4シーズンで4チーム(ワシントン・ウィザーズ、アトランタ・ホークス、シャーロット・ホーネッツ、ヒューストン・ロケッツ)に在籍してきた。
NBAでの通算15シーズンで、1試合平均17.4得点、12.6リバウンド、2ブロックを記録。最優秀守備選手に3回選ばれている。
だが、ハワードは先週、「今はそれらの戦績もまったく意味をなさない」と、過去の成績に頼ってはいないと話した。
「このチームが勝つ助けとなるのが僕の仕事だ。過去のことはすべて、今現在は重要じゃない。今のこと、自分がやる必要のあることに集中したい。このチームが成功する助けとなるためにね」。
アンソニー・デイビスは「彼はこのチームが勝つ助けになりたいと望んでいる」と、ベテランのメンタリティーを称賛し、一緒にプレイすることに興奮している。
「彼は、そのために伴うことは何でもやる。2度目のロサンゼルスを素晴らしいものにしたいと望んでいるんだ。ウェイトルームにも行き、治療を受けて、コートに立ち、練習で仕事をする。初日から仕事一筋だ」。
AD praises Rondo & Bradley's start to camp. pic.twitter.com/p4ZpQYoGYg
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昨季のレイカーズはレギュラーシーズンを37勝45敗で終え、6シーズン連続でプレイオフを逃している。
原文: Dwight Howard has been impressive in Lakers camp, Frank Vogel says by Sporting News.com(抄訳)