ドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソンのオールNBAチーム落選に不満「こんな結果はでたらめ」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、歯に衣着せぬ発言をする選手として知られている。それだけに、2016-17シーズンのオールNBAチームの結果に対する反応にも驚きはしなかった。

オールNBAサードチームに選出されたグリーンは、チームメイトのクレイ・トンプソンが落選した事実に納得がいかなかった。

ステフィン・カリーとケビン・デュラントはセカンドチームに選出されたにもかかわらず、トンプソンは“その他の投票された選手の一人”で、合計わずか14ポイントしか得られなかった。5月18日(日本時間19日)、これについてグリーンは「でたらめな結果だと思う」とリポーターに語っている。

「僕らは年間67勝したチームだろう? 大半の試合を主に3、4人の選手の力で勝ってきただろう? 年間70勝の可能性もあったし、クレイはチームの中でもトップ3に入る選手だ。それなのに、彼がオールNBAチームから落選するなんて信じられないよ。自分たちより勝利数が少なくて、シーズン平均20得点くらいの選手が選ばれているのに、クレイが落選するなんて理解できない」。

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なお、デュラントの見解はグリーンとは異なる。デュラントは、個人レベルで目覚ましい活躍を見せた選手が多かった今季は15選手に絞って選出するのは難しい、と指摘する。

「オールNBAチームの選考は大変だろうね。素晴らしい選手たちが最高のシーズンを送ったわけだから。それをファースト、セカンド、サードチームに分けるのは難しい。多くの選手にとって素晴らしいシーズンだった。自分は選出されて嬉しく思っているよ。もちろん、僕はファーストチームの選手だと思っているけれど、結果は結果だ」。

トンプソンの実力を疑問視する声はないだろうが、今は優れたガード選手が多い時代でもある。仮にトンプソンがオールNBAチームに選出されていたら代わりに誰が落選するのかという議論になってしまうはずだ。デュラントが指摘した通り、答えは簡単には出ないだろう。

チームメイトを擁護したグリーンの行動はもっともだが、「でたらめ」という言葉で片付けられるほど、オールNBAチームの選出は単純なものではない。

原文:Draymond Green on Klay Thompson not being named to All-NBA team: 'I think it's bulls—' by Jordan Greer/Sporting News


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