ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがプールとの騒動の影響語る 「あれがなければ…」

Benyam Kidane

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ゴールデンステイト・ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズに敗れ、連覇を果たすことができなかった。

昨季優勝したウォリアーズは、なかなか同じまとまりを見つけられなかった。ケミストリーの欠如は、プレシーズンのドレイモンド・グリーンとジョーダン・プールの事件にまでさかのぼる。

グリーンとプールは練習中に衝突し、グリーンがプールの顔面を殴る事態に。グリーンには罰金処分が科せられた。

プールとの騒動のウォリアーズへの影響を語るグリーン

『ESPN』でスティーブン・A・スミスと連覇できなかったことについて話す中で、グリーンはプールとの一件が大きな理由だったと認めている。

グリーンは「今僕らがプレイしていない理由…ファウルやロードでチームとしてうまくやれなかったこと、まとまりがなかったことはすべて、(プールとの件が)なければ起きなかったことだ」と話した。

「自分の発言力やチームでけん引する役割などから、自分が座って何も言わなかったことでうまくいかなかったことがたくさんあった。あの状況を終わらせ、癒すための時間をかけたことでね。その間にどうなったと思う?」

グリーンは2月まで自分らしくいられなかったとし、その時までにチームはすでに悪い習慣を身につけてしまっていたと述べている。

「5か月うまくいかなかった。2月まで、それほど長く続けば、その時の自分が自分だ。悪い習慣ができてしまったんだよ。それが今の自分なんだ。OK、それから修正しようとするし、少しは良くなった。プレイオフでセカンドラウンドに進んだ。でも、優勝するレベルじゃない」

グリーンの将来を語るスティーブ・カー

グリーンは契約最終年を迎える。プレイヤーオプションがあり、オプトアウトすれば無制限フリーエージェントだ。ウォリアーズにおけるグリーンの将来はまだ決まっていない。

プレイオフ敗退を受け、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチはグリーンの今後について、「バスケットボールの点では素晴らしいシーズンだったが、10月の件で物事を損なってしまったのは彼も分かっている」と話した。

「来年彼が戻ってくるかは、長期にわたってここで築いてきた信頼と尊敬を再び築けるかどうかにもよらなければいけない。私がドレイモンドで大好きなのは、常にとても正直であることだ。彼はそういう批判を受け止めることができる。真実だと分かっているからだ」

グリーンの2023-2024シーズンのプレイヤーオプションは、2760万ドル(約37億8120万円/1ドル=137円換算)。33歳のグリーンが、ウォリアーズや別のチームとの長期契約を求めてオプトアウトする可能性もある。

原文:Draymond Green acknowledges punching Jordan Poole negatively impacted Warriors season(抄訳)

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Benyam Kidane

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Benyam Kidane is a senior NBA editor and has been covering the league for The Sporting News since 2016. In his spare time you can find him watching Allen Iverson highlights on repeat.