NBAは8月17日(日本時間18日)、NBAとWNBA、NBA 2K Leagueの公式オンデマンド・デリバリー・プラットフォームとして、アメリカ大手ロジスティクス・プラットフォーム『DoorDash』(ドアダッシュ)と複数年契約を結んだことを発表した。
このパートナーシップはプレイオフ開幕に合わせて17日(同18日)から開始。NBAがオンデマンド・デリバリー・プラットフォームと業務提携するのは初めてとなる。
ドアダッシュはコミュニティをまとめ、ファンに黒人経営レストランのサポートを促すためのソーシャルメディアキャンペーン「#PlayItForward Challenge」を発足している。
以下、公式リリース抄訳。
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「#PlayItForward Challenge」の一環として、ドアダッシュは黒人コミュニティ支援に対するコミットメントを継続し、8月いっぱいは黒人経営レストランからの注文ごとに1ドル(約105円)から最大10万ドル(約1050万円)をドアダッシュのプラットフォームで「National Urban League」に寄付します。また、ドアダッシュは2020年いっぱい、黒人が経営するビジネスを支援するために、ドアダッシュのあらゆる加盟店から無料配達も提供します。黒人が経営する全米の多くの独立レストランが、黒人が経営するビジネスを支援し、ドアダッシュのプログラムを選んでおり、ドアダッシュ上で「黒人経営」のキーワードで検索が可能です。
キャンペーンでは、参加者がソーシャルプラットフォームを使い、近隣の黒人経営レストランを紹介する一方で、フォロワーとファンはそれらのレストランを支援して認知を広めます。キャンペーンはNBPA(選手会)との協力で、ブラッドリー・ビールやシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、アーロン・ゴードン、ドリュー・ホリデー、CJ・マッカラム、ドノバン・ミッチェル、ジャ・モラント、ジャマール・マレー、デニス・シュルーダーを含む10名以上のNBA選手たちからの支援とともに、ソーシャルメディア上で始まります。
また、ドアダッシュは初めてNBA 2K Leagueのプレイオフとファイナルのプレゼンティング・パートナーにもなり、カスタムインテグレーションや機能を通じ、試合中に特別な瞬間や経験をファンにお届けします。2020年のNBA 2K Leagueプレイオフは、8月20日(同21日)と21日(同22日)、22日(同23日)にドアダッシュがお届けし、29日(同30日)まで続きます。プレイオフとファイナルのすべての試合は、NBA 2K LeagueのYouTubeチャンネルや『ESPN』のデジタルプラットフォームで一部配信されるのに加え、NBA 2K LeagueのTwitchチャンネルでも配信されます。
ドアダッシュの共同設立者であるCEOのTony Xuは「イリノイ州でバスケットボールの大ファンとして育った者として、私は常にバスケットボールとバスケットボールがコミュニティにもたらす喜びを愛してきました。革新的でダイナミックなリーグであるNBAにとって初のオンデマンド・フード・プラットフォーム・パートナーとなることを、私たちは非常に誇りに思っています」と話しました。
「このパートナーシップは食事、スポーツ、文化、技術を一緒にもたらし、ファンにとって忘れられない経験を生み出すとともに、多様性やアクセス、地域コミュニティへのエンパワーメントという我々の共有価値を高めます」。
アメリカやカナダのファンが自宅からNBAやWNBA、NBA 2K Leagueの試合を観戦する際に、ドアダッシュはパートナーシップを通じて独自の提供物を創造することで、ゲームデーの体験を高めていくことを目指します。また、ドアダッシュは、将来的にNBAオールスター期間中の主要イベントのアソシエイトパートナーとなります。
NBAメディア・ビジネス開発部門のシニアバイスプレジデントであるダン・ロッソモンドは「ドアダッシュは自宅から観戦するファンを取り込んでいくための我々の努力を広げつつ、我々のリーグが焦点を当てている主要優先分野、黒人コミュニティにおける黒人経営ビジネスの支援を進めていくために独特な位置にあり、我々にとって時宜にかなった、初の新たなパートナーシップです」と話しました。
また、ドアダッシュは本日、テレビやデジタル・ソーシャルメディアにおける新たな広告キャンペーン「Food Is Life」を開始しました。テレビ広告は本格的なファンの映像と注目を集めるグラフィックを融合させ、視聴者をドアダッシュで利用可能な様々な料理やNBAの最高の瞬間が呼び起こす感情を強調する視覚的な旅へと連れていきます。
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