フィラデルフィア・76ersのドック・リバース・ヘッドコーチが11月6日のシカゴ・ブルズ戦で、大きな偉業を達成した。114-105で勝利し、NBAで歴代10人目となるヘッドコーチ通算1000勝の記録を成し遂げたのだ。
Congrats to @sixers coach @DocRivers for becoming the 10th coach in NBA history with 1,000 career wins! pic.twitter.com/RNow6t7ScW
— NBA (@NBA) November 7, 2021
congrats, coach! 🥳 pic.twitter.com/PXFKddrETx
— Philadelphia 76ers (@sixers) November 7, 2021
リバースHCは「自分が999勝だったとは知らなかったよ」と話している。
「(勝利数は)数えない。人手不足だった上に(故郷の)シカゴだったから、大きな意味があるね。私がとてもラッキーということでもある」。
試合後、ロッカールームに入ると、リバースHCはジョエル・エンビードやタイリース・マクシーから氷水のシャワーで祝福された。
goodnight Sixers twitter! hope your Saturday night was just as fun as ours! pic.twitter.com/tPlanqFdQj
— Philadelphia 76ers (@sixers) November 7, 2021
リバースHCは「かなりうまくやられたね」と話した。
「冷たかったよ。代わりにビールだったら良かったのに」。
リバースHCはオーランド・マジック、ボストン・セルティックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、そして76ersでの23シーズンで1000勝706敗を記録している。
3シーズンを除いて勝ち越しに成功しており、セルティックス時代には2シーズンで60勝超や優勝を経験。クリッパーズではウェスタン・カンファレンスで長年の有力チームに成長する助けとなった。
試合は第4クォーターにブルズの連続10得点で残り5分48秒に1点ビハインドとされた76ersが、1分後にエンビードの3ポイントショットで逆転。その後はリードを譲らず、6連勝を飾った。
76ersはエンビードが30得点、15リバウンド、フルカン・コルクマズが自己最多7本の3Pを含む25得点を記録。一方、2連敗となったブルズはザック・ラビーンが32得点、デマー・デローザンが25得点をあげている。
原文:Doc Rivers becomes 10th coach in NBA history to reach 1,000 wins by NBA.com(抄訳)