ダイアナ・タラーシがWNBAの史上最高選手に選出

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WNBAは10月10日(日本時間11日)、フェニックス・マーキュリーのダイアナ・タラーシが、ファン投票によるリーグ史上最高選手(GOAT=Greatest Of All Time)に選ばれたことを発表した。GOAT投票はWNBA創設25周年シーズンの記念の一環として行われた。

同日にフェニックスのフットプリント・センターで開催されたWNBAファイナル2021第1戦の前にGOATと発表された。

キャシー・エンゲルバートWNBAコミッショナーは「彼女の輝かしいキャリアを見守ってきたファンの投票で歴代最高のWNBA選手に選ばれたダイアナ・タラーシを祝福します」と話した。

「この十分に値する表彰は、コート上で彼女が持続的に卓越した存在だったこと、WNBAと女子バスケットボールの発展をけん引してきたこと、世界中の若いアスリートの模範だったことが評価されたものです。彼女の名誉をたたえる機会は、リーグの歴史的な25周年シーズンを祝う上で、もうひとつの特別な瞬間となります」。

タラーシはレギュラーシーズンとプレイオフの双方で通算得点、フィールドゴール成功数、3ポイントショット成功数のリーグ最多記録を樹立。オールWNBA選出14回もリーグ最多、オールスター選出10回は2位タイの数字だ。

マーキュリーでプレイしたWNBAでの17年で、タラーシは優勝3回を経験。WNBAファイナルMVPを2回受賞している。レギュラーシーズンのMVPにも1回選出された。

2004年のWNBAドラフトでマーキュリーに全体1位で指名されたタラーシは、通算で472試合に出場し、平均19.4得点、4.3アシスト、4.0リバウンドを記録。得点王に5回、アシスト王に1回輝いた。

GOAT投票は9月5~19日(同6~20日)にかけて、『WNBA.com』とWNBAのアプリやツイッターで開催。メディアや女子バスケットボールのパイオニアたちによるパネルが選出した25名がノミネートされていた。

25名のうち10名は現役選手で、スー・バード、ティナ・チャールズ、エレーナ・デレ・ダン、シルビア・ファウルズ、ブリトニー・グライナー、エンジェル・マコートリー、ネカ・オグミケ、キャンデス・パーカー、ブリアナ・スチュワート、そしてタラーシ。残る15名は引退したサイモン・オーガスタス、スウィン・キャッシュ、タミカ・キャッチングズ、シンシア・クーパー、ヨランダ・グリフィス、ベッキー・ハモン、ローレン・ジャクソン、リサ・レスリー、マヤ・ムーア、ティチャ・ペニチェイロ、キャッピー・ポンデクスター、ケイティー・スミス、シェリル・スウープス、ティナ・トンプソン、リンジー・ウェイレンだった。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ