5月3日(日本時間5月4日)、NBAが2020-21シーズン第19週(現地2021年4月26~5月2日)の週間最優秀選手を発表し、ウェスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのデビン・ブッカー、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが選出された。
NBA Players of the Week for Week 19.
— NBA (@NBA) May 3, 2021
West: @DevinBook (@Suns)
East: @jaytatum0 (@celtics) pic.twitter.com/6tiyvamKwG
通算3度目の選出となったブッカーは、チームが全勝した4試合で、平均29.3得点(フィールドゴール成功率54.7%)、4.0リバウンド、3.5アシストを記録。この週、FG成功率53%以上かつ平均29得点以上を記録したウェスタン・カンファレンス唯一の選手となった。
この週、4試合中3試合で30得点超えをマークしたブッカーは、サンズの11年ぶりとなるプレイオフ出場に大きく貢献。また、4月30日(同5月1日)のウェスタン・カンファレンス頂上対決となったユタ・ジャズ戦では、19本中13本のFG成功で31得点をあげる活躍を見せ、2004-05シーズン以来初めて、チームはシーズン終盤にしてリーグ首位に躍り出た。
ブッカーの選出は今季3度目で、サンズの選手が週間最優秀選手賞を1シーズンに3回受賞したのは、2006-07シーズンのスティーブ・ナッシュ以来初となる。
ANOTHA ONE!
— Phoenix Suns (@Suns) May 3, 2021
Congrats @DevinBook on your 3rd Western Conference Player of the Week honor.#BeLegendary pic.twitter.com/1tW1XaHEZD
一方、通算4度目の選出となったテイタムは、チームが2勝1敗の成績を残した3試合で、リーグ最多の平均42.7得点(FG成功率54.4%、3ポイントショット成功率59.1%)、6.0リバウンド、6.0アシストをマーク。直近の3試合でいずれも、30得点以上、5アシスト以上、FG成功率50.0%以上をあげ、これはセルティックスの選手としては、1987-88シーズンのラリー・バード以来の最長記録となった。
テイタムは、4月30日(同5月1日)のサンアントニオ・スパーズ戦で、37本中20本のシュート(3P7本中5本、フリースロー17本中15本)を成功させて自己最多の60得点をあげ、ラリー・バードが1985年3月12日に残したセルティックスの1試合最多得点記録に並んだ。また、同一シーズンに50得点超を複数回記録したセルティックスで初の選手にもなっている。
テイタムが週間最優秀選手に選ばれたのは今季3度目で、セルティックスの選手が1シーズンに3回選出されるのは2007-08シーズンのケビン・ガーネット以来初めてとなる。
Player of the week, AGAIN ☘️
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Congrats, @jaytatum0 👏 pic.twitter.com/2Fyoq7tO2o