デトロイト・ピストンズが10月30日(日本時間31日)、新たなGリーグ提携チームの名前とロゴを発表した。チーム名は「モーターシティ・クルーズ」。2021-22シーズンからウェインステイト大学のキャンパスを拠点にプレイする。
モーターシティ・クルーズのロゴやプロモーション動画などはこちらから。
以下、公式リリース抄訳。
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新たなNBA Gリーグチームの名称は、地域の自動車産業の歴史やオープンロードへの愛情に敬意を表してつけられました。今朝発表されたロゴには、伝統的なピストンズブランドから象徴的な赤いバスケットボールを取り入れています。赤、白、青、そしてグレーの色と文字は、ピストンズの現在のフォントと色のスキームに合わせています。また、もうひとつの特徴が火を噴く排気管で、クラシックなマッスルカーの象徴であり、2000年代初頭からピストンズブランドを称賛しています。
「モーターシティ・クルーズ」の名称で応募した10名のうちの1人目で、8月のネーミングコンテストの優勝者となったDylan Martinさんには、初年度のコートサイドのシーズンチケット4枚とVIPパッケージが贈られます。その他の9名には、シーズンチケット2枚と賞パッケージが贈られます。
地域社会と連動し、デトロイトの最新チームへの興奮を生み出す機会として、新たなNBA G球団の名称決定にファンを参加させることを決めたのは、ピストンズのオーナーであるトム・ゴレズです。
ゴレズ氏は「多くの優れた候補を検討した結果、デトロイトの街の次のプロスポーツ球団をモーターシティ・クルーズと名付けることを発表でき、私たちは喜んでいます」と話しました。
「我々はピストンズのファンがネーミングプロセスにおいて助けとなり、最初から新たなブランドに参加することを望みました。我々の新たなGリーグチームは、デトロイトにおけるエンターテイメントの手ごろな選択肢となり、選手育成という我々の目標において重要な役割を担っていきます」
「私たちは、時間を割いて提案してくださったみなさまに感謝しております」。
ピストンズとNBA Gリーグは7月、ピストンズがフェニックス・サンズからGリーグのノーザンアリゾナ・サンズを買収したことを発表していました。
チームは現在ウェインステイト大のキャンパスに建設中の新アリーナで24試合のホームゲームを戦います。
(中略)
NBA Gリーグは50試合のレギュラーシーズンとポストシーズンで開催され、通常は11月から4月まで行なわれます。2019-20シーズンの開幕時、NBA選手の42%がGリーグを経験しており、これは新記録となる数字でした。3月11日(同12日)にシーズンが停止した時に、この数字は57%にまで上がっています。
2019-20シーズンのNBA Gリーグは、アグアカリエンテ・クリッパーズ、オースティン・スパーズ、カントン・チャージ、キャピタルシティ・ゴーゴー、カレッジパーク・スカイホークス、デラウェア・ブルーコート、エリー・ベイホークス、フォートウェイン・マッドアンツ、グランドラピッズ・ドライブ、グリーンズボロ・スウォーム、アイオワ・ウルブズ、レイクランド・マジック、ロングアイランド・ネッツ、メイン・レッドクローズ、メンフィス・ハッスル、ノーザンアリゾナ・サンズ、オクラホマシティ・ブルー、ラプターズ・905、リオグランデバレー・バイパーズ、ソルトレイクシティ・スターズ、サンタクルーズ・ウォリアーズ、スーフォールズ・スカイフォース、サウスベイ・レイカーズ、ストックトン・キングス、テキサス・レジェンズ、ウェストチェスター・ニックス、ウィンディシティ・ブルズ、ウィスコンシン・ハードの28チームで行なわれました。
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