八村塁が12得点、ウィザーズがピストンズを下してホーム初勝利

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11月4日(日本時間5日)にキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたデトロイト・ピストンズ対ワシントン・ウィザーズの一戦は、ブラッドリー・ビールが22得点を記録し、ウィザーズが115-99で勝利した。ウィザーズの八村塁は先発出場し、12得点、4リバウンド、3アシスト、1スティールをマークしている。

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前半を2点リードで終えたウィザーズだが、第3クォーターに30-17とピストンズを引き離し、今季ホーム初白星(2勝4敗)。ビールや八村のほかに、トーマス・ブライアントが14得点、トロイ・ブラウンJr.が14得点、10リバウンド、モリッツ・バグナーとCJ・マイルズが各12得点、今季初先発出場となったアイザイア・トーマスが9得点、6アシストを記録した。

2日前のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、フィールドゴール11本中2本成功の4得点、2リバウンドと、プロ入り5戦目にして最低の数字に終わっていた八村だが、この日は第1Qだけで10得点を記録。第2Qにはアリウープも披露している。

ファウルトラブルに加え、大差がついたこともあり、後半はほとんど出場機会がなかった八村だが、「絶対にこの試合に勝ちたかったので、出だしから気を引き締めてできた」と話した。

「切り替えが大事だということは、NBAのシーズンが始まってすごく感じてきたので、そういうところを今日はちゃんとできたのは良かった」。

【動画】八村塁 ハイライト(vs ピストンズ/12得点)| 2019.11.4

3連敗中だったチームもウルブズ戦の黒星から巻き返したとあり、ビールは「やるべきことや改善すべきことはまだたくさんある」とした上で、若いチームの反応を喜んだ。

「でも、前回の試合を受けて、こういう試合を見ることができたのは、間違いなく良い兆候だ」。

スコット・ブルックス・ヘッドコーチも、ウルブズ戦の映像分析での批判に選手たちが応えてくれたと話している。

「気に入ったのは、巻き返したということだ。そこからチームがもっと良くなる必要があった。経験が豊富ではないチームだと、何も学ばなければ敗北がただの敗北になってしまうことがあるからね」。

一方、敗れたピストンズ(3勝5敗)は、ルーク・ケナードが24得点、アンドレ・ドラモンドが15得点、24リバウンド、クリスチャン・ウッドが15得点、ブルース・ブラウンが14得点を記録した。

ブレイク・グリフィン(左ハムストリングとひざ)、デリック・ローズ(右ハムストリング)、レジー・ジャクソン(腰)を欠いたピストンズだが、ドウェイン・ケイシーHCは「NBAなんだ。言い訳無用だよ」と話している。

「競って戦っていくだけの選手は十分に揃っているんだ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ