2月28日(日本時間29日)にトーキング・スティック・リゾート・アリーナで行なわれたデトロイト・ピストンズ対フェニックス・サンズの一戦は、デリック・ローズが今季自己最多に並ぶ31得点を記録し、ピストンズが113-111で競り勝った。
残り2分37秒で109-98と9点差をつけながら、連続9得点を許したピストンズは、2点リードで迎えた残り1.9秒、パスミスでサンズにボールを渡してしまう。だが、タイムアウト後にデビン・ブッカーにショットを許さず。逃げ切って8試合ぶりの白星を手にした。
前回勝利した5日(同6日)と同じサンズを下し、連敗を7で止めたピストンズ(20勝41敗)は、クリスチャン・ウッドが19得点、9リバウンド、ブランドン・ナイトが19得点を記録している。
ピストンズはロードでは1月18日(同19日)のアトランタ・ホークス戦以来の白星。ドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチは「選手たちのことを思うと気分が良いね」と喜んだ。
フィールドゴール24本中15本成功のローズは「ハードにプレイすれば報われる。今夜の僕らは勝利で報われた」と述べた。ローズが30得点以上をあげたのは今季開幕3試合目のフィラデルフィア・76ers戦(2019年10月26日)であげた31得点以来今季2回目。
一方、オールスター明けに5戦3敗となったサンズ(24勝36敗)は、ブッカーが26得点、ディアンドレ・エイトンが20得点、10リバウンド、リッキー・ルビオが16得点、13アシストを記録している。
ブッカーは「終盤に彼らはタフショットを決めた。でも、最後の5分で僕らが同じように頑張っていれば、ああいう終盤にはならなかったと思う」と話した。