10月23日(日本時間24日)、ユナイテッド・センターで行なわれたデトロイト・ピストンズ対シカゴ・ブルズの一戦は、97-82でブルズが勝利した。
試合開始から連続9得点を許したブルズだが、それから1分間でニコラ・ブーチェビッチが5得点、3リバウンドを記録するなど挽回する。
その後、3ポイントショット28本中5本成功にとどまり、フィールドゴール成功率38.6%だったピストンズはショットの精彩を欠いた。一方、ザック・ラビーンが第2クォーター残り6分を切るまでFG成功なしだったブルズも、前半はFG45本中18本成功にとどまった。
だが、ブルズは第2Qに7スティールを記録するなど守備で奮闘。54-43と11点リードで前半を終えると、第4Qに2-20のランでピストンズに反撃されたが、ラビーンやブーチェビッチの終盤の得点で逆転を許さなかった。
ビリー・ドノバン・ヘッドコーチは「ショットは良くなかったが、守備で頑張ったと思う」と評価している。
「今夜の我々のようにショットが決まらない時でも、勝つためのチャンスを手にできるようにしたいものだ。守備でそれができたのは間違いないね」。
2016年以来となる開幕3連勝を飾ったブルズは、デマー・デローザンが21得点、6リバウンド、6アシスト、ブーチェビッチが15得点、19リバウンド、2スティール、3ブロックを記録。FG18本中6本成功だったラビーンは14得点をあげた。
一方、開幕2連敗のピストンズは、サディック・ベイが20得点、16リバウンド、トレイ・ライルズが12得点、ケリー・オリニクが10得点をマーク。二桁得点はこの3選手だけだった。
第2Qの9つを含め、ターンオーバーが23だったとあり、ピストンズのドウェイン・ケイシーHCは「ボールに気をつけていなければ、このリーグではどこが相手でも勝てない」と反省している。
「9月から我々はそう説いてきたんだ。ターンオーバーの責任は私にある。私が十分に分からせられていないことは明らかだ」。