クリーブランド・キャバリアーズに再び合流したデリック・ローズは、完全に健康な状態を取り戻した後で、チームのために貢献する気持ちを取り戻した。
今季は足首の負傷により7試合の出場にとどまっているローズは、けがによるフラストレーションから2週間半近くチームを離れ、一時は現役引退まで考えたとも言われた。だが、チーム合流後の12月6日(日本時間7日)、ローズがキャブズのチームメイトに自分の行動を謝罪したと『ESPN』が伝えた。
タロン・ルー・ヘッドコーチは「彼(ローズ)が謝る必要なんてなかった」と語った。
「それでも彼の方から、シュート練習を始める前にチームメイトに話をしたいと言ってきた。彼の話を聞いた全員が復帰を歓迎しているし、彼がチームにいてくれて嬉しいと思っている。それだけだ」。
ローズの復帰時期は未定だが、キャブズが同日サクラメント・キングスに勝利し球団史上最多に並ぶ13連勝を記録した今、焦る必要はない。
2011年にシーズンMVPを受賞したローズは、それ以降は相次ぐ負傷が原因で、レギュラーシーズン66試合以上に出場したことがない。キャブズのコビー・アルトマンGMは、12月4日(同5日)に以下の声明を発表し、ローズを支えていくことを誓った。
「ここ最近は、デリックにとって非常に難しく、大変な時期だった。我々はこれからも引き続き彼をサポートしていく。そして、チームに再合流した彼がコートに戻るまで、辛抱強く見守っていく」。
原文:Derrick Rose apologizes to Cavs teammates for two-week exile, report says by Joe Rodgers/Sporting News(抄訳)