4年目に向けてハードワークをこなすマリーク・ビーズリー

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オフシーズンのトレーニングについて、メディアやソーシャルメディアで情報を発信するNBA選手が多い中、デンバー・ナゲッツのマリーク・ビーズリーは、自身のルーティンを明かしていない。

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ビーズリーは「自分のプレイの幅を広げようとしているけれど、(何の練習をしているかは)人には言わない」と、『Nuggets.com』に語った。

ビーズリーにとって、昨季はブレイクイヤーになった。2017-18シーズンは平均3.2得点だったのが昨季は11.3得点にまで向上し、3ポイントショット成功率も40.2%を記録して、NBAでもトップクラスのリザーブガードとなった。2019-20シーズンに向けたアプローチの仕方を練り直しているのかと思いきや、ビーズリーの目標は至ってシンプルだった。

「けがをせずにシーズンを乗り切ることが第一だね。上手くやれると思う。この夏のハードワークの成果を出せると思う」。

シーズンオフの練習については口を閉ざすビーズリーも、父親として、生まれた子供のオムツを交換するスキルについては冗舌だった。

「すごく早く交換できるし、上手だよ」と、ビーズリーは誇らしげに話した。

22歳のビーズリーは、親になったことで新たなチャレンジを実感している一方で、今後について長期的に考えられるようになり、人生についても感謝するようになったと言う。

「これが自分の現実。以前よりも疲れるよ。思いつきでどこかに旅行に行くわけにもいかなくなった。きちんと計画を立てて行かないといけない。これまでと少し違うけれど、これが親になったということ」。

この夏ビーズリーは、子供達が夢を叶える手伝いをする活動にも力を入れている。10代を対象とした『MB5 プロアカデミー』という無料のバスケットボールキャンプを開催し、デンバーでも8月10日(日本時間11日)から2日間の日程で行なう予定だ。

ビーズリーは「自分も、これまでキャンプに参加してきた。レブロン(ジェームズ)やKD(ケビン・デュラント)のキャンプに参加した。ただ、参加費が必要だったり、招待されないと参加できなかった」と、話す。

「自分の周りの子供達には、無料でバスケットボールを学ぶチャンスをあげたかったんだ。コート内外でのことも含めて、プロの選手になる方法を知ってもらいたい」。

「子供達が参加してくれるのを待ち侘びているし、自分の話を聞いてもらいたいね。一生懸命に努力すれば、僕のように、彼らにも目標を達成できる」。

原文:Denver Nuggets' Malik Beasley discusses offseason, MB5 Pro Academy by Alex Labidou/Nuggets.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ