さらなる成長を目標に掲げるジャマール・マレー「さらに力強くなって、さらに速くなって戻ってくる」

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デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーは、今年のポストシーズンでクラッチプレイヤーぶりを発揮した。来シーズンに向け、彼は同等のプレイを普段からやれるようにしたいと考えている。

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マレーは、今季最後のメディア対応の際、「安定しながら、アグレッシブにプレイしたい」と語った。

「ショットが決まらなくても受け身になるのではなくてね」。

プレイオフで14試合に出場したマレーは、今季のポストシーズン中、クラッチ(第4クォーター残り5分で5点差以内の状況)の状況でNBA2位となる平均5.8得点(1位はロサンゼルス・クリッパーズのルー・ウィリアムズ)というスタッツを残した。

マレーにとっては、ショットが決まらない場合でも安定して試合にインパクトを与えられるようになることが、オフの課題となる。今季のプレイオフでマレーが6アシスト以上を記録した試合で、ナゲッツは4勝1敗だった。マレーは、ポートランド・トレイルブレイザーズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦でフィールドゴール16本中7本成功と苦しんだが、9アシストを決めて124-98での勝利に貢献した。

同シリーズ第7戦では、FG18本中4本と振るわずフラストレーションを溜めたものの、マイケル・マローン・ヘッドコーチは、今季最後の試合でのパフォーマンスが、今後のモチベーションになると、第7戦後に話した。

「第7戦でFG18本中4本に終わる内容は、彼にとって素晴らしいモチベーションになる」

「彼とは、シーズン、プレイオフでの14試合を通してこんな会話をしていた。偉大な選手は、毎試合で活躍し、毎試合でプレイを生み出せるとね。彼は今日の試合で良くなかった。しかし、ジャマール・マレーの力がなかったら、我々は今ここにはいなかった。彼は、今回の経験で成長するだろう」。

残念な結果に終わったが、マレーはプレイオフ期間中、レギュラーシーズンでの平均18.2得点を上回る平均21.3得点を記録した。毎シーズン着実にレベルアップしている彼ならば、4年目の来季も同じように成長するはずだ。

マレーは「さらに力強くなって、さらに速くなって戻ってくる。それが来季へのモチベーション」と語った。

「より積極的なプレイ、より安定したプレイ、より効率的なプレイをする」。

原文:Denver Nuggets’ Jamal Murray Determined to Improve by Alex Labidou/Nuggets.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ