シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがトリプルダブルの活躍でチームをけん引、サンダーがナゲッツを下して3連勝

NBA Japan

シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがトリプルダブルの活躍でチームをけん引、サンダーがナゲッツを下して3連勝 image

12月22日(日本時間23日)、オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行われたデンバー・ナゲッツ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが27得点、12アシスト、10リバウンドのトリプルダブルの活躍を見せ、108-94でサンダーがナゲッツに勝利した。

第1クォーターを28-18とリードしたサンダーは、第2Q途中でナゲッツに1点差まで詰め寄られたが、ギルジャス・アレクサンダーが終盤の4分間で9得点、2アシストとチームをけん引し、60-52と8点差でハーフタイムを迎えた。

第3Qに入ってもサンダーの勢いは止まらず、88-66とリードを22点まで広げた。迎えた第4Q、ニコラ・ヨキッチ、アーロン・ゴードンら先発メンバーをベンチに下げたナゲッツが粘りを見せ、一時は8点差まで縮められたものの、サンダーがそのまま逃げ切った。

チームメイトからトリプルダブル達成に近いことを知らされというギルジャス・アレクサンダーは、試合残り約1分でリバウンドを取り、キャリア2度目のトリプルダブルを達成した。サンダーの選手がホームでトリプルダブルを達成したのは、2018-19シーズンのラッセル・ウェストブルック以来となる。

トリプルダブル達成について「プレイ中はスタッツなんて気にしていられない」とシェイは言う。

「僕はただ勝つために、攻守にわたるすべてのポゼッションでベストのプレイをしようとしているだけで、成るようにしかならないんだ」。

サンダーはほかに、ダリアス・ベイズリーが17得点、11リバウンド、2ブロック、ドートが15得点、6リバウンド、ルーキーのジェレマイア・ロビンソン・アールが14得点、9リバウンドを記録した。

勝利したサンダーはこれで3連勝。12月2日(同3日)にメンフィス・グリズリーズに73点差で敗れて以来、5勝3敗の成績を残している。

ジョシュ・ギディーは試合後に「あのグリズリーズ戦の後、あれが僕らの本来の姿ではないことを証明したかったんだ」と話した。

「あれが自分たちのチームだと覚えられたくはないから。あれ以来、ホームだろうとアウェイだろうと、楽な試合にはならないってことをほかのチームに証明したいと思っているんだ」。

一方のデンバーは、今季ここまで平均26.3得点、13.5リバウンド、7.5アシストのスタッツでこの試合に臨んだヨキッチが13得点、7リバウンド、3アシストに終わった。そのほか、アーロン・ゴードンが12得点、4リバウンド、オースティン・リバースが12得点、2アシストを記録した。

デンバーのマイケル・マローン・ヘッドコーチは、第4Qに先発メンバー全員をベンチに下げたことについて、彼らの仕事ぶりが気に入らなかったためだと話す。

「コーチとして私が本当に気にかけていることは、出場したら、競うことと正しいやり方でプレイすることだ。我々の先発ンバーにはそれがなかった」。

リバースを筆頭に控え選手たちについてマローンHCは「「私は本当にベンチの頑張りを賞賛している」と話した。

「彼らはコートで競い、ハードにプレイしてくれた」。

ナゲッツはここ4試合中3試合に勝利していたが、12月19日(同20日)に予定されていたブルックリン・ネッツ戦は安全衛生プロトコルや怪我の影響でネッツ側に出場可能な選手が揃わなかったために延期となり、これが5日振りの試合となっていた。

ボックススコア

NBA Rakutenで試合を見る

NBA Japan

NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ