9月1日(日本時間2日)にフロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAプレイオフ ウェスタン・カンファレンス1回戦のユタ・ジャズ対デンバーナゲッツ第7戦が行なわれ、80-78で接戦を制したナゲッツがカンファレンス・セミファイナルへと駒を進めた。
第6戦までは100得点超えが当たり前の試合が続いていたこのシリーズだが、第7戦はディフェンシブでロースコアな激戦となった。
ナゲッツのジャマール・マレーは「素晴らしい戦いだった。それ以外になんと言えば良いかわからない。言葉が無いよ」とシリーズを振り返った。
ナゲッツは試合残り27秒でニコラ・ヨキッチのフックショットで2点リードを奪った。タイムアウト明けで、ギャリー・ハリスがドノバン・ミッチェルからスティールを決め、トーリー・クレッグが決まればとどめとなるレイアップを放ったものの、これが外れる。その後、マイク・コンリーが逆転決勝ブザービーターとなり得る3ポイントショットを放ったものの、そのショットはリングに嫌われ、ナゲッツの勝利が決まった。
決勝点を決めたヨキッチは「シリーズが始まる前から、興味深いシリーズになるだろうと感じていた」と話す。
「ただ1勝3敗になった時点で、こういう興味深い感じではなかったなと思ったよ。だから最終的にこの試合に勝利して、シリーズを制することができて良かった」。
ナゲッツはヨキッチが30得点、14リバウンド、マレーが17得点、マイケル・ポーターJr.が10得点、9リバウンドをマークした。
敗れたジャズはドノバン・ミッチェルが22得点、9リバウンド、ルディ・ゴベアが19得点、18リバウンド、ジョーダン・クラークソンが10得点だった。
ナゲッツは9月3日(同4日)にロサンゼルス・クリッパーズとカンファレンス・セミファイナル第1戦を行なう。