ブレイザーズがNBAプレイオフ史上2度目となるクァドラプル・オーバータイムの激闘を制す

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5月3日(日本時間4日)にモーダ・センターで行なわれたデンバー・ナゲッツ対ポートランド・トレイルブレイザーズのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦は、NBAプレイオフ史上2例目となるクァドラプル・オーバータイムの末に、ブレイザーズが140-137で勝利した。熱戦を制したブレイザーズが、シリーズを2勝1敗でリードする結果となった。

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第4オーバータイム終盤に勝利を手繰り寄せる3ポイントショットを成功させたロドニー・フッドは、クリーブランド・キャバリアーズに所属した昨季、プレイオフを通じて不振に喘いだ。この日、決勝点を含む19得点をあげて昨年の雪辱を果たしたフッドは「自分を諦めず、プレイし続けた。努力し続けた」と語っている。

「自分がポートランドでプレイするようになって、今日のような状況を迎えるなんて考えたこともなかった。前に家族が試合を観に来てくれたときに多くの観客が悲しい顔をしていたのを目にしたけれど、今日のような試合を経験できて、とても感激している」。

「まだまだ試合は続く。まだまだやらないといけないことは多い」。

この試合の前にNBAプレイオフでクァドラプル・オーバータイムにもつれた唯一の試合は、1953年のボストン・セルティックス対シラキュース・ナショナルズ(現フィラデルフィア・76ers)だった。

ブレイザーズ(2勝1敗)は、CJ・マッカラムがプレイオフ自己最多に並ぶ41得点に加え、8リバウンド、4アシスト、4スティール、デイミアン・リラードが28得点、6リバウンド、8アシスト、エネス・カンターが18得点、15リバウンド、モーリス・ハークレスが15得点、10リバウンドで勝利に貢献した。

敗れたナゲッツ(1勝2敗)は、ニコラ・ヨキッチが33得点、18リバウンド、14アシストのトリプルダブルをマークしたほか、ジャマール・マレーが34得点、9リバウンド、ウィル・バートンが22得点、9リバウンド、ポール・ミルサップが17得点、13リバウンド、ギャリー・ハリスが13得点だった。

第4戦は、同会場で5日(同6日)に行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ