【インタビュー】ダニー・グリーン「新天地でも自分らしくプレイできている」(西尾瑞穂)

Mizuho Nishio

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今年の夏に来日したダニー・グリーンは、アメリカ帰国後にカワイ・レナードが絡む大型トレードでサンアントニオ・スパーズからトロント・ラプターズにトレードされた。彼らは開幕早々から新しいチームにフィットし、ラプターズはレギュラーシーズン最初の11試合を消化した段階で10勝1敗という快進撃を見せている。

果たしてラプターズの好調の秘訣はどこにあるのか? この日も快勝に終わった現地11月5日のユタ・ジャズ戦後にグリーンを直撃した。

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ディフェンスの意識が好調につながっている

――ラプターズは開幕から10勝1敗という快進撃を見せています。チームの好調の秘訣はどこにあるのでしょうか?

グリーン: チームとして非常に良いディフェンスをしていることが好調を維持している最大の要因だ。ディフェンスに関しては、このチームは選手同士がお互いに声を出し合って活発に動き回っているし、ここまでは相手チームのオフェンス戦略に対して上手くアジャストできている。最近のNBAは全体的にハイスコアリングな展開になる傾向があるけれど、可能な限り相手の得点を100点以下に抑えようとしている。そういったディフェンスの意識が好調につながっている。

オフェンスに関しては、パスを回してボールをシェアすることで毎試合110点から120点ぐらい取れている。今は攻守ともに上手くいっている。

――ラプターズに移籍して間もないですが、早くもチームにフィットしているようですね。

グリーン: チームメイトやコーチのおかげで簡単にチームに適応することができたんだ。彼らは僕が自分らしくプレーすることを受け入れてくれたし、細かいことにまで気を配ってくれたから、すぐにチームに馴染むことができた。自分が思ったことを全て話すことができたから、新天地でも自分らしくプレイできていると思う。

プレイコールの名称など、スパーズと違う点も多々あるけれど、分からないことがあればその都度、丁寧に説明してくれるから、とても楽にチームにフィットすることができたよ。

Danny Green Raptors

――新しいチームに馴染むために、同じくスパーズから移籍してきたレナードと情報を共有することはありましたか?

グリーン: それは無かったよ。僕らはお互いにプロとして長年プレイしてきたから、それぞれのやり方でチームに馴染む方法を見つけることができた。僕らは選手としての役割も違うしね。レナードも彼なりのやり方でチームにフィットしたし、チームも彼がプレイしやすいように工夫している。

僕はディフェンスとアウトサイドシュートという自分の役割を全うし、チームに活力を与えることを念頭に置いてプレイしている。オフェンスでは、アウトサイドシューターとして相手チームの脅威となり、チームメイトが自由にプレイするためのスペースを作ることを意識している。オフェンスにおいて、スペーシングは非常に重要な要素だからね。

――トロントでお気に入りの場所は見つかりましたか?

グリーン: 移籍したばかりだから、まだお気に入りの場所は見つかっていないんだ。見つかるまではもう少し時間がかかるだろうね。

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