イタリア代表のダニーロ・ガリナーリ(ロサンゼルス・クリッパーズ)は、あまりにも愚かな理由により2017欧州選手権を欠場せざるを得なくなった。
ガリナーリは、親善試合で対戦チームの相手の顔面を殴り、右手を骨折した。
イタリア・バスケットボール連盟の発表によれば、7月30日(日本時間31日)に行なわれたオランダ代表との親善試合中、ガリナーリはオランダのJito Kokに喉元付近を押しのけられたことに怒り、同選手の顔面を殴って右手を骨折したという。
このけがによりガリナーリは欧州選手権を欠場するばかりか、クリッパーズのトレーニングキャンプを健康な状態で迎えられるかわからなくなってしまった。尚、完治までには5~6週間かかると見られている。
ガリナーリは、今オフにデンバー・ナゲッツを含む3チーム間トレードでクリッパーズに移籍。偶然にも、チームメイトとなったブレイク・グリフィンも、2015-16シーズン中にチームトレーナーを殴り欠場した経験を持っている。
ガリナーリはナゲッツで最後のシーズンとなった昨季、平均18.2得点、5.2リバウンドを記録した。
原文:Watch: Clippers' Danilo Gallinari breaks hand punching opponent in Eurobasket friendly by Gabrielle McMillen/Sporting News(抄訳)