リラードが古巣との初対戦で31得点 バックスは26点差を逆転してブレイザーズに勝利

坂東実藍 Miran Bando

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11月26日(日本時間27日)にウィスコンシン州ミルウォーキーのファイサーブ・フォーラムで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、バックスが108-102で勝利した。

バックスはオフシーズンにトレードで加入したデイミアン・リラードが、11シーズンを過ごした古巣ブレイザーズと初対戦で31得点、5リバウンドを記録している。

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試合前、ポートランドでの1月31日(同2月1日)の試合はまた違ったものになると話していたリラードは、試合後に「なじみの顔がたくさんあったね」と述べた。

「一瞬、ビジターのロッカールームに行きそうになった。『これはちょっと違うぞ』と思ったよ。そしてコートに出て、みんなを見たら、変な感じだった。だけど、試合が始まったら、すぐに乗り越えたよ。大きなこと、クレイジーなことじゃないと思っていたし、そのとおりだった」

バックスは前半、前日までの数字で3ポイントショット成功率がリーグ最下位、フィールドゴール成功率がリーグワースト2位だったブレイザーズに、3P17本中10本成功を含むFG成功率52.1%を記録され、16点を追ってハーフタイムに突入する。

第3クォーター序盤に26点のビハインドを背負ったバックスだが、後半はブレイザーズをFG成功率27.9%に抑え、残り1分31秒で逆転。タイスコアで迎えた同18.5秒にヤニス・アデトクンボのタップインでリードを奪う。

残り14.6秒にアデトクンボが6つ目のファウルの笛を吹かれたバックスだが、エイドリアン・グリフィン・ヘッドコーチがチャレンジを要求。この結果で判定が覆り、ジャンプボールとなると、これを拾ったリラードがファウルを受けてフリースローを沈めた。

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26点差の逆転勝利は今季のNBAで最多。バックスでは27点差をひっくり返した2012年11月26日(同27日)のシカゴ・ブルズ戦以来となる。

2連勝のバックス(12勝5敗)は、アデトクンボが33得点、16リバウンド、6アシスト、3ブロック、マリーク・ビーズリーが14得点、6リバウンド、ボビー・ポーティスが12得点、8リバウンド、ブルック・ロペスが10得点、6リバウンド、4ブロックを記録した。

一方、ここ10試合で9つ目の黒星となったブレイザーズ(4勝12敗)は、ジェレミー・グラントが22得点、マルコム・ブログドンが18得点、8リバウンド、12アシスト、シェイドン・シャープが17得点、6リバウンド、ディアンドレ・エイトンが14得点、13リバウンド、新人スクート・ヘンダーソンが自己最多の13得点をマークしている。

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。