デイミアン・リラードとジェームズ・ハーデンが第9週の週間最優秀選手に選出

YOKO B

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2月22日(日本時間23日)、NBAが2020-21シーズン第9週の週間最優秀選手を発表し、ウェスタン・カンファレンスからポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンが選出された。

リラードの選出は通算11回目(今季2度目)で、クライド・ドレクスラーの10回を抜いてブレイザーズ史上最多記録となった。リラードは、チームが2勝1敗の成績を残した3試合で、平均36.3得点(FG成功率43.4%、3P成功率40.4%、FT成功率94.7%)、12.7アシスト、5.7リバウンド、1.33スティールをあげて平均ダブルダブルを達成したほか、第9週における得点でリーグ首位、アシストで2位となっている。

2月17日(同18日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では、43得点(FG28本中14本成功、3P16本中7本成功、FT8本中8本成功)に加えて、自己最多記録タイとなる16アシストをあげ、試合残り約16秒で決勝点となるレイアップとフリースロー沈めてチームの勝利を牽引した。

リラードはここまで、少なくとも5本の3ポイントを含む30得点超、10アシスト超を4試合連続で記録しており、これは自身の持つNBA史上最長記録タイとなっている。

一方、通算26回目の選出となったハーデンは、チームが全勝した4試合で、平均31.8得点(FG成功率55.0%、3P成功率48.6%、FT成功率80.8%)、10.8アシスト、9.0リバウンドをあげて平均ダブルダブルを達成しただけでなく、4試合すべてでダブルダブルを達成した。

2月15日(同16日)のサクラメント・キングス戦では、29得点、14アシスト、13リバウンドを記録し、ネッツとして5度目のトリプルダブルを達成。翌16日(同17日)のフェニックス・サンズ戦では、ネッツとして最多となる38得点、11アシスト、7リバウンドをあげ、24点差からの逆転勝利へと導いた。

ハーデンの活躍はチームの4連勝に大きく貢献し、これでネッツは球団史上最長となるアウェイ5連勝を記録したことになる。


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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。