10月30日(日本時間31日)にチェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、デイミアン・リラードが23得点、13アシストと活躍し、ブレイザーズが102-99で勝利した。
昨シーズン最後に両チームがプレイしたのは、プレイオフ1回戦の第5戦、リラードが深い位置から3ポイントショットを決めてシリーズ勝利を決めた試合だった。
だが、この日のリラードは、最初の3クォーターで15本中わずか4本しかシュートが決まらず不調だった。ところが、第4クォーターには、わずか86秒の間に3本もの3Pショットを決め、またもやブレイザーズに勝利をもたらした。最終クォーター冒頭をベンチで過ごしていたリラードは、コートに戻ってからの戦略を練っていたと言う。
「ベンチに座っている間ずっと、コートに戻ったらもう少しボールを持って、試合に対してもっと自分の意思を押し付けようと考えていたんだ。実際それがうまくいった」。
ブレイザーズ(3勝2敗)はほかにCJ・マッカラムが22得点、ケント・ベイズモアが14得点、5リバウンドの活躍で勝利に貢献した。
一方のサンダー(1勝4敗)はクリス・ポールが21得点、デニス・シュルーダーが17得点、ナーレンズ・ノエルが15得点、14リバウンドだった。
サンダーは先日もロケッツを相手に4点差と、敗戦ながらも競った試合を展開できてはいるものの、最後にリラードのように勝ち切るためにステップアップする選手が現れていない。ポールも「試合後にチームメイトに、大型の契約を勝ち取った選手はあれができるということを話していたんだ」と語った。
「第4クォーターにああいうビッグショットを決めることができる。デイム(リラード)は乗っていたね」。