1月23日(日本時間24日)にモダ・センターで行なわれたダラス・マーベリックス対ポートランド・トレイルブレイザーズの一戦は、ルカ・ドンチッチが27得点、6リバウンド、9アシストを記録し、マーベリックスが133-125で勝利した。
第1クォーターから45得点を記録したマーベリックスは、第2Qに最大17点のリードを手にした。前半最後の8本の3ポイントショットを外したものの、78-63と15点差でハーフタイムを迎える。
後半に入って最大25点差をつけられたブレイザーズだが、リラードの連続9得点やカーメロ・アンソニーの3Pなどで連続17得点と猛追した。
だが、13点リードで第4Qを迎えたマーベリックスは逃げ切りに成功。6選手が3本以上の3Pを沈め、チーム全体で22本を成功させた。20本以上の3Pを記録したのは今季6度目。なお、両軍合わせて3P成功43本はNBA記録タイとなる。
勝利したマーベリックス(28勝16敗)は、クリスタプス・ポルジンギスが20得点、セス・カリーとジェイレン・ブランソンが各17得点、マキシ・クレーバーが15得点を記録した。
ドワイト・パウエルがアキレス腱の負傷でシーズン絶望となったマーベリックスは、ポルジンギスをセンターの位置でよりプレイさせた。リック・カーライル・ヘッドコーチは「ビッグマンたちがいないから、こういう状況の多くでよりスモールラインナップになる」と話している。
「今夜はそういう適応をしなければならなかった。それによって、我々はペイントをアタックするためのスペースがたくさんあったんだ。彼がコートにいることは、相手チームにとって守備で問題となる」。
一方、敗れたブレイザーズ(19勝27敗)はリラードが47得点、6リバウンド、8アシスト、ギャリー・トレントJr.が20得点、カーメロ・アンソニーが16得点、11リバウンド、ハッサン・ホワイトサイドが14得点、10リバウンドを記録。サクラメント・キングスからトレードで加入したトレバー・アリーザが、ブレイザーズでのデビューを今季自己最多の21得点で飾った。
終了間際にテクニカルファウルを取られたリラードは「残り4分で13点を追っていて、ドリブルからリバースレイアップにいって頭を叩かれた」と話している。
「(審判に)ファウルを取らなかった理由を尋ねたら、3人全員とも僕が彼に寄り掛かったと同意していると言われたんだ。あれは侮辱だよ」。
前戦で61得点をマークしていたリラードは、球団史上初めて2試合で100得点超をあげた選手となった。マーベリックスのカーライルHCは「試合前に彼らのロッカールームに私がオールスター投票でリラードに入れたとメモを伝えようとしたんだ」と賛辞を寄せている。
「もちろん、彼がそのメモを受け取ることはなかったけど、この47得点を記録する前に私は彼に投票した。なんと素晴らしい選手だろうか。彼は実質的に止めることが不可能だよ。鉄の意志を持つ。もちろん、素晴らしいリーダーだ」
「彼がコートにいれば、何があっても彼らを倒すのは大変だよ」。