12月1日(日本時間2日)、スムージー・キング・センターで行われたダラス・マーベリックス対ニューオーリンズ・ペリカンズの一戦は、139-107でマーベリックスが快勝した。
6戦5敗と直近で黒星が立て込んでいたマーベリックスだが、この日は第1クォーターからショットが爆発。ルカ・ドンチッチがフィールドゴール8本中7本成功の18得点をあげると、チームもFG22本中16本成功で41得点をマークした。
第2Qに46-23と一時ダブルスコアとし、21点リードで前半を終えたマーベリックスは、終盤に最大37点差をつけて勝利し、11勝9敗としている。
ドンチッチは27分間のプレイで28得点、14アシストをマーク。そのほか、クリスタプス・ポルジンギスが20得点、10リバウンド、ジェイレン・ブランソンが17得点、ティム・ハーダウェイJr.が16得点を記録した。
FG83本中57本成功のマーベリックスは、成功率68.7%で1983年3月24日(同25日)に記録した67.7%を上回り、球団新記録を更新した。また、2ポイントショット49本中39本成功の成功率79.6%も球団記録で、これはNBA全体でもショットクロック導入以降で歴代3位の数字だ。
ジェイソン・キッド・ヘッドコーチは「とてもクールだね」と称賛。ポルジンギスは「今夜のルカは怪物級だった」とドンチッチに賛辞を寄せている。
「序盤から彼はホットで、それからはボールを共有した。僕たちは最初からエナジーを出せたね。彼から始まった連鎖反応だ。それで僕らは良いショットを打つことができた」。
ドンチッチは「素晴らしい試合だった」と喜んだ。
「僕らはすごくエナジーを出せた。かなりうまくボールを回すことができたと思う。オープンなショットを打つことができた。だから決められたんだ」。
一方、6勝18敗となったペリカンズは、ブランドン・イングラムが29得点、デボンテ・グラハムが13得点、6アシスト、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーが12得点を記録した。
ウィリー・グリーンHCは「とにかく彼をペイントに入らせてしまった」と、ドンチッチを防げなかったと話している。
「我々はもっとタフネスを出さなければいけない」。