10月25日(日本時間26日)にスムージー・キング・センターで行なわれたダラス・マーベリックス対ニューオーリンズ・ペリカンズの一戦は、ルカ・ドンチッチが25得点、10リバウンド、10アシストとトリプルダブルを達成し、マーベリックスが123-116で制した。
前半に最大16点のビハインドを背負うなど、二桁点差を追いかける展開となったマーベリックスだが、第2クォーター残り8分間で32-11と反撃。逆転してハーフタイムを迎える。
第4Q残り5分3秒で109-109の同点となった接戦は、ここからドンチッチのジャンプショットを皮切りにマーベリックスが連続6得点。さらに残り1分53秒にドンチッチがドライブからレイアップを決め、同1分23秒にもドンチッチが3ポイントショットを沈めると、その後は逃げ切った。
2004-05シーズン以来となる開幕2連勝を飾ったマーベリックス(2勝0敗)は、クリスプタス・ポルジンギスが24得点、5ブロック、デロン・ライトが20得点、ジェイレン・ブラウンが14得点を記録している。
ポルジンギスは「彼はああいうショットを決める。ワイルドだ」と、最後の5分間で8得点をマークしたドンチッチを称賛した。
「試合の終わりに彼は本当に強かった」。
だが、ドンチッチは「みんなこの勝利で喜んでいるけど、まだ始まったばかりだ」と慎重だ。
「僕たちは前進を続けなければならない」。
一方、ホーム開幕戦を落とし、連敗スタートとなったペリカンズ(0勝2敗)は、ブランドン・イングラムが25得点、デリック・フェイバーズが16得点、ジョシュ・ハートが16得点、9リバウンド、ロンゾ・ボールが15得点を記録している。
FG11本中2本成功とショットが精彩を欠き、8得点に終わったドリュー・ホリデーは「僕ら、そして特に僕は毎年こういうことがあると思うけど、タイミングの問題だ。ラインナップが新しくなり、状況も変わった。新しいチームなんだ」と述べた。
「つねにポジティブなことはある。この2試合、僕らは最後まで競った。だから、分析して、自分たちに何ができるかを見てみよう」。